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AI時代に必要な教育とは何か?がわかる厳選7冊と子育てで心がけたい事

AI時代に必要な教育とは何か?が学べる厳選7冊

子ども達が働く未来は、AIと競争、あるいは共存して生きていく時代だと言われます。

AIにとって代わられる世の中なんて本当に来るの?

僕ら世代はそう思うかもしれません。ですがAIは確実に僕たちの生活の中に浸透してきているし、近い将来AIが人間の仕事を奪う未来を予想することができます。

例えば、先日、こんな記事を読みました。

記事の中で、

人件費を圧縮しIT(情報技術)を活用して生産性を高める

とあります。

僕らの子ども世代はきっとAIと競争、あるいは共存する未来を生きる事になる。そう思って間違いないと思います。

この記事を書いている人

くろちゃんパパ

  • 思春期の娘二人(小学生、中学生)のパパ。
  • 子育て本、教育本を100冊以上読む。
  • 娘が生まれた時からずっと子育てに関わり、娘たちと今も良好な関係を築く。
  • 長女の中学受験の勉強に毎日付き合い、中高一貫校の合格を親子で勝ち取る。
  • 勉強だけで優劣が決まる今の教育に疑問をもち、未来型の教育に関心を持ち勉強中。
目次

AI時代に本当に必要な教育がわかる!おすすめ本

AIに仕事を奪われるかもしれない未来を生きる子どもに僕ができる事はなんなのか?AIに仕事を奪られない子どもに育てるにはどうしたらよいのか?

そのヒントを本から学びたいと思いました。

今回は僕が読んだ本の中で特におすすめの本をランキング形式で紹介したいなと思います。

1位:10年後、君に仕事はあるのか?

とっても迷いましたが、第1位は、「10年後、君に仕事はあるのか?」を推したいと思います!

著者の藤原 和博氏は、都内では初の民間出身の校長先生を務められた方で、この方の考え方に共感される著名人は、堀江貴文氏や西野亮廣氏など非常に多いです。

僕もブログで何度も紹介している100分の1×100分の1×100分の1で、1,000,000人に1人のレアな人材を目指せ!という著者の発想は目から鱗。子どもにもこの考え方を教えています。

AIが人間の仕事を奪う世の中がきても生き残れるのはレアな人材である。今後世の中が劇的に変化しても生き残れる人材になるための具体的な方法を教えてくれる貴重な一冊です。

2位:AI vs.教科書が読めない子どもたち

著:新井 紀子
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AIの本ならほとんどの方が1位に推薦されるだろう本がこの「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です。

本書も僕のブログで何度も紹介させていただいていますが、AIはすでにMARCHレベルの大学に合格できる実力を身につけている。というのは衝撃です。

AIと同じことしかできない人は、既にMARCHレベルの実力を持つAIに確実に仕事を奪われる。著者は、AIには読解力がないのに今の子は学校の教科書さえ読めないと嘆き警鐘を鳴らしています。

AIロボットを作ってきた数学者である著者が、AI時代に必要なことは、英語でもプログラムを学習する事ではなく、読解力を鍛える事だという視点はものすごく新鮮です。

3位:AI時代の子育て戦略

著:成毛 眞
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元マイクロソフト日本法人代表であった成毛氏のAI時代でも食いぱっぐれのない子どもを育てる子育て論!は面白かった。一流になるためには素質だけではダメで、素質×のめり込む力で、これはいずれも遺伝なのだという著者。

のめり込む才能もないのに無理に一流大学へ行った子は「仕事では使えない」というのも元マイクロソフト日本法人の社長がいうのですから説得力があります。

才能は何も勉強に限ったものではない。子育ては子どもの「ハマる」を探す旅であるという成毛流子育て論は必見です。

4位:10年後の仕事図鑑

著:堀江 貴文, 著:落合 陽一
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4位には、10年後の仕事図鑑を推したいなと思います。堀江貴文氏と落合陽一氏の共著になります。

堀江氏は、徹底的に没頭するまで遊べ!といい、それが仕事に必ず繋がると力説されています。それが本当なら素晴らしいな~、子どもにも思いきり遊んでほしいなって勇気をもらえる一冊です。

また落合氏は、他人と同じことをして競争するレッドオーシャンではなくて、人と違うことをやっていく「ブルーオーシャン」的思想がこれからは重要だというのもよかった。

皆がやっているから、同じ方向に進めば安心だという時代ではないというのはこれからの時代、絶対必要な考え方だと思います。

5位:0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

5位は、0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書。

昔、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」というB’zの長いタイトルの曲がありましたが、それと同じくらい長いタイトルが印象的でした^^本書も落合陽一氏の著書になります。

今までは一流大学に入り、一流企業に就職すれば安泰だったけれど、人生100年時代では、会社よりも個人の方が寿命が長い時代になる。

これからは大学へ入学したらゴールの人ではなくて、大学を出た後も学び続けることができる人が生き残っていく。

本書は学び続けることがこれからの未来いかに大事なのかを学ぶことができます。

6位:2040 教育のミライ

著:礒津政明
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6位には2040 教育のミライを推したい。株式会社ソニー・グローバルエディケーション会長である著者が、未来の教育について真剣に語った一冊です。

世界で戦っている、グローバル企業・ソニーが、よい大学にさえ入ってしまえば、人生の大半が決まってしまう世の中に疑問を感じるというのですから、未来はよい大学へ入ったかどうかは関係ない世の中にシフトしていくはずです。

低年齢から受験戦争にされされて、考える余裕もない日本の子どもたち。そんな教育に疑問を呈する著者が、近い未来、どのように教育は変わっていくのか、また変わっていくべきなのか、未来型の教育について語られた一冊です。

7位:社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか?

最後にお勧めしたいのが、社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか?

おなじみ池上彰氏の著書です。

上述の「AI vs. 教科書を読めない子どもたち」の著者・新井紀子氏はAIは計算機であり、読解力はないとおっしゃっている。人間が生き残っていくには、AIができないこと、つまり読解力を身につける事が大事。

読解力とは、「自分以外の他者、直面した状況など多岐にわたる「相手」のことを正しく理解する力」と定義する池上氏。本書では、読解力の本質を学ぶことができます。

AI時代に子育てで心掛けたい事

1.学校の教科書が読める子に育てる

AIは単なる計算機。だけど計算機でもできる仕事は今後AIに置き換えられるといっていいんでしょうね。英語教育だ!プログラミング教育だ!という風潮がありますが、こういった能力は実はAIが最も得意とする分野です。

最先端や流行りを追いかけるのではなくて、地に足をつけて、せめて学校の教科書をきちんと読める子に育てたいなと改めて思いました。

この記事、面白かったです。

かけっこをしています。あなたは3位の人を抜かしました。今あなたは何位?

この問題、人間でもひっかかると思いますが、AIには解けないこういった問題を解ける子どもに育てたいな。

2.子どものハマるを探す

これからの時代は、普通の子のほうが逆に生きづらくなる。何かに突出してできる子が伸びると言われています。

成毛眞氏は、才能とは、素質×のめり込む力で、僕には経営にハマる才能があったとおっしゃっている。

今はインターネットの発展で勉強以外でも様々な分野でハマれば日の当たる時代になってきている。ならば、子どものハマるを探してみよう。

子どもが何かにハマっているなら、それをどう伸ばしたらいいかを一生懸命考えたいと思います。

3.学び続けられる子に育てる

人生100年時代、学び続けることができる子を育てたい。僕が定年するのは65歳ですか~。(長い)でも娘たちは70歳くらいまで働かないといけないのかもしれない。そう思うと大学で学んだことも古くて使えなくなる。だから大学卒業後も学び続けなければならない。

自発的に学び続けられる子というのは、堀江貴文氏のいう没頭して遊べる子であるかもしれない。なら、僕は子どもが夢中になっている遊びを親の価値観で潰さないようにしたい。

実際、東大に入るような子は勉強ばかりしているイメージがありましたが、92%の子が勉強に限らず熱中体験があったといいます。

子どもは好きな事なら夢中になれる。学び続けることができる。子どもの時代に熱中体験ができるように心がけています。

まとめ。AI時代、親の古い価値観は捨てて未来型の教育を視野に

実は、カチコチに固まった僕の古い価値観を捨てることがAIに負けない子を育てる一番の秘策なのかもしれない。最近、そう思っているところです。

僕たちの時代は、よい大学に入って、一流企業に就職できればまず将来は安泰といわれていました。ですが、AI時代、そのような親が敷いたレールをのっているだけでは、AIが仕事を奪ってしまう。そのような厳しい時代となるようです。僕自身、ホワイトカラーは今後厳しいだろうなと、実際、働いていて思います。

今もなお、低学年から塾通いして、よい中学校へ入れようとする親は僕も含めて多い。それ自体はよいと思うけれど、中学になれば、親は離れて、子ども自身の価値観を大事にしてやるほうがいいと思っています。

AI時代、何が正解だなんて親にだってわからないのですから。

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