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【教育本 書評】10年後、君に仕事はあるのか?

10年後、君に仕事はあるのか?を読みました。

 

著者である藤原和博さんは、リクルートを経て、都内では義務教育初となる民間校長を務められ、橋下大阪府知事のもと、特別顧問も務められた経歴もある、教育家。

 

 

僕は以前、オリンピック選手のような1万分の1の存在を目指すのではなく、努力したら100人に1人がなれる存在になり、それを3つ掛け合わせて、1万分の1の存在になるのが最強だとブログに書いたのですが、


これっ、まぁ、色んな人が自分の理論のように書かれていることがわかりました(笑)

 

で!たぶんです、たぶん。元祖は、藤原和博さんだと思います。(正直色んなところで色んな人が自分の理論のように書いているのでわからないのですが)

 

藤原さんだろうなと思った時、この人の本が読みたくなりました。

 

10年後、君に仕事はあるのか?とは

この本は、

 

AIなどの発展で、仕事がどんどん消滅していく10年後、子供たちが、それでも「雇われる力」を身に付けるにはどうしたらよいか?どんな勉強をしていけばよいか?子供たちに向けてメッセージを書かれている本です。

 

また、子どもを持つ僕にとって、子どもを大学へ行かせる意味はあるのか?勉強ができることが将来、役に立つのか、今も自問自答しているわけですが、藤原先生の考え方を本書では知ることができます。

 

※ちなみに、この本にも100分の1を3つ掛け合わせてレアな存在になれと書かれています。

 

仕事が消滅する時代に身につけておきたい力とは?

AI vs 教科書が読めない子どもたちでもありましたが、AIが人間の仕事を全て奪うというのは幻想ではあります。ですが、多くの仕事をAIが代替えできるようになってきているのも事実です。

 

こうした時代に必要な生きる力は、基礎的人間力、情報処理力、情報編集力。この3つをバランスよく鍛えることが必要というのが藤原先生の考え方です。

 

 

その中でも今後重要になってくるのが、情報編集力です。情報処理力が、基礎学力、これをいわゆる今まで学校が行ってきた勉強とするなら、情報編集力とは正解のない問題を解決する力のことで、これを鍛える科目がアクティブラーニングです。

 

 

今後、正解のない問題を解決する力、情報編集力が間違いなく必要とする藤原先生ですが、基礎学力。学校の勉強は必要がないのか?についても触れられているので紹介しておきます。

 

学校の地道な勉強は無駄なのか?

今後、情報編集力が重要であるなら、学力は不要なのか?アクティブラーニング型に文部省が舵を切ったのなら、詰め込み教育や偏差値重視の教育の否定になるのか?

 

藤原先生の答えは、意外にもNOです。

 

小さい時にオリンピック選手やピアニストなどを目指し特別な訓練をしているなら別ですが、普通に学校に通っているなら、人生の選択肢を広げるためにも、基礎学力を高めておくことは必須であると言われています。

 

ちなみに、アクティブラーニング型というのは、今までの学校の勉強を否定しているのではなくて、

 

今までは

情報処理力9:情報編集力1

だったのを

情報処理力7:情報編集力3

くらいにもっていきましょうということであり、決して今までの学校の勉強を否定しているわけではないのです。

 

例えば、情報編集力を鍛えるにも、基礎知識(基礎学力)の積み重ねがないと視野が狭い中で、アクティブラーニングをするわけですから、ベースの学力は必要ですね。

 

 

教育評論家のいう偏差値教育の弊害

 

教育評論家のいう偏差値はいらないについて藤原先生は

 

教育評論家のいう偏差値はいらないという意見は僕にはロマンチストの戯言に聞こえるのです

とされ、こういう人ほど実は高学歴だという意見は僕と同じで痛快でした。

 

ただし、アクティブラーニング型や、遊びが大切なのは本当。

ただし、これからの時代、今までの勉強だけを鍛えるのではなくて、正解のない問題を解決する力が大切なのも本当ですし、勉強だけでは伸びしろがない。だから、遊びの要素が欠かせない。これはどうも本当のようです。

 

 

ただし、それは極端な話ではなくて、情報処理力(学校の勉強)、情報編集力(アクティブラーニング)、基礎的人間力の3つを結局、バランスよく鍛えないといけないんだなと本書を読んで思いました。

 

10年後、君に仕事はあるのか?を読んだ感想 まとめ

著書にもありましたが、アスリートを目指すとか、ピアニストを目指すとかあれば、その夢に向かってがむしゃらに頑張ればよいと思いますが、普通に学校へ通っているなら、まずは学校の勉強を頑張っておくべきです。

 

 

人生は何が起こるかわかりませんし、どういう道へ進むのか夢や目標が決められていないのなら、勉強を頑張って、人生の選択肢の幅を広げておくのはとても大切です。

 

 

そのうえで、突き抜ける存在になるためには遊びの要素がどうしても必要なんだなと思いました。

 

 

我が子は、それはもう勉強を頑張っています。勉強はやれと言わなくてもやりますが、やるべきことをやったら、後は干渉せず、何をしても自由としています。実は、ゲーム時間も制限していないのです。(目が悪くなるのだけ実は心配しているのですが)

 

勉強も大事。ですが、勉強以外で何か突き抜ける、夢中になるものを、勉強以外の時間で見つけてほしいなと思って、そうしています。