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公立高校は「普通の安心」を届けてほしい――私立無償化時代の新たな役割を考える
先般、讀賣新聞オンラインで、高校無償化で公立離れ。危機を持った文科省が高校教育改革を主導する課を設立するというニュースがありました。 Yahoo等のコメントでは否定的な意見も多く見られたのですが、僕はこの文科省の動き、一定評価できるなと思いま... -
個別指導塾に任せきりは危険?データで見る数学・英語の格差と親の役割
中学生の娘を持つ僕が、娘のために選んだ塾のお話を先般させていただきました。 次女は現在個別指導塾に通っていて、実は最初の通知表は非常によい成績でした。とはいえ、中学1年生はまだ小学生の延長のようなもので、これから学習内容がグッと難しくなる... -
娘の進学を前に考える、推薦入試と学力重視のこれから
僕は中高生の娘を持つ親として、教育や進学について日々考えています。僕のブログでずっとテーマにしてきているのが大学進学への意義についてですが、最近、推薦入学者の数が今後減っていくのではないかという話があり、衝撃を受けたので、今回記事を書い... -
AIのプロンプティング技術を学んで思う。探究授業もいいけれど、基礎学力が何より大事
今僕はAIのプロンプティングを学んでいます。プロンプティングというのは、生成AIに指示を出して、ビジネスのアイデアや旅行の計画、レシピ、お勧めのレストランといった提案をAIから引き出すというものです。 AIは日進月歩で進化しており、私たちの日常に... -
AIと共存時代。今高校生に戻れるとしたら、進学はこうシュミレーションする
もし自分が高校生に戻れるなら、こういう進路を選択するだろうなって考えたことありませんか? 高校生の頃から、しっかり進路を考えられる子っています。やっぱりそういう子って自分の目標だったり夢だったりを叶える可能性が高いと思います。しかし僕のよ... -
AI時代、子どもの将来を考えても答えは誰にもわからない
子どもを愛する親であれば、子どもの将来を考えて当たり前です。けれども、子どもの将来を考えても考えても、このAI時代、正解がなにかを予測することは不可能といっていいと思います。 僕自身も子どもの将来について色々考えるのですが、僕のアドバイスが... -
大学進学は必要?親の学び直しから見えた進学のメリットと課題
以前よりブログで書いていたとおり、僕は今、通信制大学で勉強をしています。〇〇年ぶりの大学です。通学する大学ではなくて、通信制大学ですので、学び方も違うので何ともいえないところもありますが、当時大学生だった僕よりも、俯瞰して大学で学ぶとは... -
大学進学の是非を再び問う:高校卒業後の進路選択に必要な視点
大学進学が当たり前の時代:その背景と現状 高校生の進路ですが、年々、大学進学率があがっているようです。今や大学全入時代。本当にみんながみんな大学進学っていいの?って当ブログでも何度も書いてきました。 参考:2040年を見据えた高等教育の課題と... -
いよいよ無意味になってくる学歴の肩書。アメリカでは大卒が就職に有利な時代が終わろうとしています。
アメリカの話です。いよいよ学歴が無意味になってくるという話です。 フォーブスJAPANのネット記事。Z世代のMBA出願が急増って話なのですが、注目してほしいのは、企業の「学歴不問」採用が増えているというところです。 アメリカも恐らくならまだ学歴社会... -
教育無償化を各党がうたう衆議院選挙。本気で教育改革を推進してくれる党はどこか?
2024/10/27本日は、衆議院選挙です。各党、色々な主義主張をされていますが、どの政党も、高校無償化は賛成。ここまで全政党が賛成する政策もなかなかないと思います。つまり、どの党が与党になったとしても、高校無償化については、法案はすんなり通る。... -
無理して大学行くな。小泉進次郎氏の言うことは間違っていない
自民党総裁選に決着がつき、石破総裁に決定いたしましたが、総裁選では若い力、最年少首相の期待が高まっていた小泉進次郎氏の発言が何かとクローズアップされました。 小泉氏は自民党幹事長で本命といわれながら、その発言が誤解を生むことも多く急激に支... -
大学が淘汰されていく時代に生きる子どもたちの未来。何が何でも大学の時代の終焉
すでに大学全入時代。選ばなければ、お金さえ積めば、大学へは入学できる。けれど少子化のスピードは予想を上回るもので、遂に大学は淘汰される。 ただ、これは入学する学生が減りすぎるので、もう少しだけ大学を統廃合しましょうよというレベルだと僕は思...