我が家は長女は中学生、次女は小学生。二人ともスマホが大好きです。最初にスマホにはまったのは次女のほうで、ゲームにはまりました。長女は、中学受験の間はスマホに縁がありませんでしたが、中学生になり、みんながスマホを持つようになったので、同じようにスマホでLINEやTicTocなどをやるようになりました。
家庭では、子どものスマホやゲームのルールを決めるのが一般的ですよね。我が家もスマホやゲームのルールは決めています。その考え方は、どうでしょう。甘いと思われるかもしれませんが、一部条件付きではありますが、割と自由としています。
今日は我が家のスマホルールを書くのですが
- 中学生で、スマホルールを守らない子がいる
- 中学生で、これからスマホを持たす際のルールで迷っている
- 小学校後半から、子供が反抗期でゲーム時間を守らせることに苦労している
といった方の参考になればと思っていますが、僕の考え方は諸刃の剣とも言えますから、おすすめはできないです(苦笑)ですが、こういう考え方もあるんだとなと読んでいただければと思います。
また、この記事を書いた後、「スマホ脳」を読んで、スマホ依存の怖さを知りできれば制限したくなりました。ですので、若干この記事より今は自由度は下げていますが、基本の考え方は同じです。
くろちゃんパパ
- 思春期の娘二人(小学生、中学生)のパパ。
- 子育て本、教育本を100冊以上読む。
- 娘が生まれた時からずっと子育てに関わり、娘たちと今も良好な関係を築く。
- 長女の中学受験の勉強に毎日付き合い、中高一貫校の合格を親子で勝ち取る。
- 勉強だけで優劣が決まる今の教育に疑問をもち、未来型の教育に関心を持ち勉強中。
スマホルール。理想と現実
一般的にスマホの使用時間を制限されているご家庭が多いかと思います。
- 小学生なら1日30分~1時間
- 中学生なら1日1時間
というのが親が考える理想なのではないでしょうか?特に男の子の場合は、ゲームをたくさんしていているから時間制限したいというご家庭もあるかもしれません。
でも実態は違います。令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、1日あたりのインターネット使用時間は、小学生で3時間27分、中学生で4時間19分。なんだそうです。
1日1時間程度ならそれほど勉強にも影響が出ないというのはよく言われます。しかし問題はルールを作ったところで、子どもが守れるのかということです。
小学生は親が管理して問題ないでしょう。もし約束を破った場合は叱り、二度と約束を破らない約束をするのもよし。ですが子どもが思春期にもなれば、そううまくはいきません。
親と約束したスマホルールを破ったことがある子どもの割合は、NTTドコモが2018年に調査発表したもので、63%にもなるといいます。
以前からブログで書いているとおり思春期の子は、親依存がなくなる=親のいう事を聞かない反抗期にも入っていきますから、平気で約束を破る子がいてもおかしくありません。
あ~だ、こ~だと言い訳し、しまいには逆切れなんてこともあるかもしれません。
我が家のスマホのルール
そんな思春期の難しい年ごろの子どものスマホルールを我が家がどうしているかについて、ここから説明していきたいと思います。
やる事をやったら、スマホは自由
我が家は、やる事やったら、スマートフォンもある程度自由としています。
やる事の内容も、親が決めません。子どもがやるべき事を決めて、例えば、学校の宿題であったり、習い事の練習だったり、それが出来ていればOK。僕が細かく厳格に管理していることはありません。
どちらかというと子どもを信じて、スマホやゲームについては自分で管理できることを求めています。
食事の時はスマホをオフにする
食事の時はスマホを触らないというのは一応、ルールとしています。
食事というのは家族の時間であるので、食事の時に一人でスマホを触るのはよしとしていない。スマホというのは自分の興味関心のある情報だけを取得しますが、テレビは違います。テレビが子ども興味関心を刺激することだってあるので、僕は最近テレビもいいなと思っています。
僕はスマホは禁止できなくても、このルールがあるだけで結構いいんじゃないかなと思っています。オンとオフの切り替えがちゃんとできるなら、ある程度スマホを許容してもいいかなと思っています。
我が家はこのルールが一番あっていると思っているのですが、やっぱりデメリットもあるとも思います。そこで、このルールのメリットデメリットを次に書いてみたいと思います。
スマホを制限しないメリット
スマホ、ゲームの時間制限をしないメリットは、なんといっても
あなたを信じているよ
というメッセージを子どもに発信することで、安心感を与えてやれることです。
考えてみれば、中学にもなって親が時間を管理していては子供の成長はありませんし、子どもにしてみれば、いつまで子ども扱いなんだよという不満があるに違いありません。大人だって、人に言われてやることや、抑えつけられることには抵抗がありますよね。
だからスマホも別に親が制限することなくやってもいいかなって思っています。
人って抑えつければ抑えつけるほどもっとやりたくなるだろうから、逆に納得するまで遊んだら飽きるかもしれないし、逆にはまってしまっても、将来ゲームやスマホの仕事ができるくらいデジタルに詳しくなってくれたらそれはそれでいいなと思ったりしています。
僕ならインターネットを使ても大丈夫な子に育てます。というのは、「僕が親ならこう育てるね」の著者・ひろゆき氏。
僕も同様の考え方で、今の時代、スマホやインターネットは禁止する時代ではなくて、利用できた方が絶対にいい。
「AI時代の子育て戦略」の著者で、元マイクロソフト日本法人社長の成毛 眞氏もスマホはどんどんやらすべきといわれています。その理由は、これからは新しい技術にどんどん触れる子が生き残るといわれていて、つまり新しい変化に常に対応できる必要があるとおっしゃっている。
だから僕は、子どものスマホを厳格に管理するのはあまりよく思っていません。
とはいえ、やるべきことをやったらという条件、ルールは当然付けます。学校の宿題、習い事、やるべきことを終わらせたら、後は自由だよというルール。これだけは絶対にゆずれません。
以前テレビで、東大卒で謎解きクリエーターの松丸君1のお母さんが、ゲーム好きで、勉強は嫌いだった松丸君に「勉強を3時間やったら、ゲームは好きなだけやったらいい」というルールを提案したといいますが、僕も近い考え方です。
スマホ、ゲームの時間制限をしないデメリット
これはもう目が悪くなる事ですね。これは心配しています。
目が悪くなるのでは?
と言われると、これは反論の余地がありません。スマホでゲームするならまだ、ニンテンドースイッチをテレビにつないでやらせる方がいいのかなと目の事を思うと真剣に悩みます。
これだけは明らかなデメリットですね。
参考になったスマホルール
僕のような考え方をされている方が他にいらっしゃらないかなと調べてみたらいらっしゃいました!
僕のブログよりもはるかに綺麗に文章を整理して書かれていますので、紹介しておきます。僕もこんな風にロジカルな文章を書いてみたいなと思いました。
スマホルールはオンとオフの切り替えをしっかりすること
以上、僕が決めた我が家のスマホとゲームルールについて書いてみました。今のところ、子ども達はスマホを全然飽きていないのですが’(笑)このルールで勉強がおろそかになっているという事は今のところありません。
このルールにしてしまうと、後戻りはできない(急に時間制限しても反発をくらうだけだろうし)ので、皆さんにおすすめはしませんが、すでにゲームばかりしている子なんかにはお勧めな方法かもしれません。
スマホって本当はないほうがいいって思っています。けれどスマホがインフラみたいになった今、中学生に全く触らせないというのも無理がある。うまく付き合っていくしかないかなと思っています。
そのためには、遊ぶときは遊ぶ。そして勉強する時はする。オンとオフの線引きを自分でしっかりできる子に今から育てておきたいなと思っています。
というわけで、今回は我が家のスマホルールを書いてみました。
※より詳しく我が家のスマホルールについて知りたいかたはこちらの記事もご覧ください。