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スマイルゼミの無学年学習「コアトレ」を使ってみた感想レビュー。メリット・デメリットを本音で書いちゃいます!

我が家の次女は通信教育「スマイルゼミ」で自宅学習を今もコツコツ頑張っています。順調にいけば、小学生はもちろん、中学生も使い続けてほしいなと僕は思っているくらい、スマイルゼミには満足しています。

 

↓スマイルゼミはこんな子にお勧めです

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またスマイルゼミはどんどん進化を遂げていて、今年の4月からは国語と算数の無学年学習「コアトレ」を発表しました。

 

コアトレは、スマイルゼミを利用していたら誰でも無料で利用できます。我が家もさっそくコアトレを利用してみましたので、その感想を今回は書いてみたいと思います。

 

 

 

無学年学習のコアトレとは?

スマイルゼミは今まで学年をまたいだ学習はできませんでした。しかし今回発表されたコアトレは、国語と算数に限りますが、無学年学習。学年をまたいでどんどん先を勉強できます。

  • 算数は計算だけじゃなく、図形・数量
  • 国語は漢字だけじゃなく、文のしくみ、慣用句などの言葉

等、中学3年生の単元まで先取り学習できます。公文学習に近い仕組みを導入されたのかな?という印象です。

 

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コアトレを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット

スマイルゼミは教科書準拠の問題に加えて、コアトレを使えば公文のようにどんどん先取学習を進められる。スマイルゼミって、すごい欲張りな機能が満載で感じいいですよね!

 

と言いたいところですが、

 

ここから少しシビアな「コアトレ」を使ってみた感想を書いてみたいと思います。結論からいうと、コアトレは、改善の余地がまだまだあるな、発展途上だなというのが正直な感想です。

コアトレのデメリット

国語の漢字の美文字判定はいらない

一番最初に不満に思ったこと。それは、国語の漢字問題で、文字が汚いと×(バツ)になるという謎設定です。

 

↑これは×を出すためにわざと、わかりやすく汚く間違えたものです

 

サポートセンターに真っ先に回答を求めました。その答えがこちらです。

コアトレでは美文字判定を搭載しており、通常講座の漢字学習より厳しく文字の判定を行う仕様となっております。

確かに文字は綺麗に書いた方がいいにきまっています。

 

しかしです!

 

コアトレの漢字は、大人である僕が何度、丁寧に書いても×になるのです。僕もそこまで字が綺麗だとはいいませんが、仮にも大人。それが何回チャレンジしても×になるのです。よほど厳しい判定です。

 

一歩譲って字が下手くそで×になるのはよしとしましょう。では何をもって×になっているのか?その基準がわからないのです。

 

「はねる」とか「とめる」とかそういうのを判定するならよいと思います。しかしコアトレの美文字は判定基準が全くわからないです。なんで×判定なのか、その基準となるものがはっきりしていない。


「あ~、ここはねてないから×だね」とか。それなら納得ですが、そういった納得できる基準がないのがコアトレの美文字判定です。

 

「別に×でも、そういうもんだと納得して使えばいいんじゃない?」「必ず100点じゃなくても先に進んだらいいんじゃない?」という意見もあると思います。

 

しかしです!

 

コアトレの漢字は、100点を採らないと次に進めない仕様になっているのです。だから困っている。

 

仮に、「コアトレでは美文字判定×だったけど、漢字はちゃんと理解して書けてるから、次に進もう!」ということさえ、できないのです。

 

う~ん、これだと使えない。

 

で、我が家はどうしているか?子どもがそのステージの漢字を理解しているにも関わらず、美文字判定で前に進めない時は、苦肉の策として、僕が一人で100点になるまで挑戦して100点を採ってステージをクリアさせています。先日なんか3回もやりなおしましたよ(泣)

 

こんな厳しい判定をクリアするまで子どもが何度も漢字の挑戦すると思いますか?ゲームじゃないんだし。という事です。

 

文字の認識精度や採点基準につきましては今後も改修を重ねて参ります。

ということですので、早期の改善を期待しています!

コアトレの算数では「考える力」はつかない

コアトレの算数も、現状では満足度は低いです。算数の力をつけようと思ったら「考える力」を養いたいですね。残念ながら今のコアトレではその力はなかなかつかないだろうなというのが僕の感想です。

 

算数には読解力が必要。論理的に正しい答えを導き、それを数字に置き換えるのが算数や数学だというのが僕の考え方です。

 

「子どもの時にできなかった算数の問題が、なぜ大人になったら解けるのか?」という記事でも書かせてもらいましたが、算数の苦手な子は、とにかく数字だけを追いかけて、その数字を自分が知っている式に無理やり当てはめます。

 

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  • なぜ、この問題は割り算で解くのか?
  • なぜ、この問題は、掛け算なのか?

そういった事もわからずに、自分が知っている公式にただ数字を当てはめる。だから時々とんでもない答えが出てきます。

 

スマイルゼミのコアトレの話に戻りますが、コアトレの問題は、

「はい、この問題は掛け算ですよ」

という問題です。

 

つまり子どもは考えなくても、この問題は掛け算だとわかって解けるのです。

 

それだとちょっとひねった問題が出てきたら、全くわからないわけです。算数の本当の力をコアトレでつけるのは難しい。というのが僕の印象です。

コアトレを利用するメリット

コアトレ唯一のおすすめは国語の文章問題

これまでコアトレ使えない!という話ばかりしてきました。では我が家はコアトレを使ってないのか?というと、コアトレにもいいところがあって、一部、利用させていただいています。

 

僕がコアトレで唯一といっていいほど気に入っているのが、国語の文章問題です。接続詞をはじめ、慣用句や類義語など、テーマに沿ったミニ文章問題が出題され、子どもの脳を鍛えてくれます。これはすごくいい!

 

スマイルゼミは教科書準拠なので仕方がないと僕は思っているのですが、国語の標準問題は正直退屈で面白くない。学校の教科書を勉強してから、もう一度スマイルで同じ文章問題を学習してもな~という感じで思っています。

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そこで!国語は、標準問題の補完としてコアトレ問題を併用して使わさせてもらっています。

 

ただしですね。。。コアトレの文章問題にいくのに、漢字問題をクリアしないからでないと辿りつけないケースがあって、困っています(苦笑)スマイルゼミは漢検対策が無料でついているんだから、コアトレに漢字は不要!と僕は思います。

コアトレ算数のメリットは先取より苦手を遡れること

コアトレ算数によいところはないのでしょうか?僕が使い方を考えるとしたら、先取よりも苦手な単元の遡りに使いたいなって思います。

 

「算数だけは苦手にしてはいけない。」というRISU算数の代表今木氏は著書「理系が得意な子の育て方」で、算数はつまずいたら、つまずいた単元まで戻る必要があるとおっしゃっています。今勉強している単元が苦手だとしたら、その前の学習に必ずつまずきポイントがあります。それをコアトレを使って復習するのです。

 

でもですね。(また・・・)

 

コアトレは先取も遡りもできるのですが、どの単元からも勉強できるようにはなっていないんですね。単元でつながりがあり、クリアしていないと進めない単元があります。なのでこれも本当に使えるかは微妙かな?とも思っています。

 

↑全ての単元を利用できるわけではない。

 

 

 

まとめ。コアトレはまだまだ発展途上。これからの進化に期待!と僕からの提案

以上、コアトレを使ってみた感想を書かせていただきました。上述したとおり、コアトレの僕の評価は現時点ではイマイチです。ただ、国語の文章問題のように、光るものもありました。

 

僕はコアトレに漢字や計算は不要だと思うんですよね。理由は、スマイルゼミには、漢検問題や計算問題が標準装備されているのだから、機能としてはダブっています。それよりも国語の文章問題のように、算数も考える力をつけるための問題に特化してくれたら素晴らしくなるのになって僕は思います。

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僕はこのブログでスマイルゼミに辛辣な事も書きますが、基本的にはスマイルゼミはよい教材だと思っていてずっと愛用させてもらっています。無理なくコツコツ学習を積み上げていくには非常によい教材なんです。

 

↓スマイルゼミを始める前に解いておきたいスマイルゼミの誤解

スマイルゼミは最悪などではない!厳しく評価してきた僕だからこそ書けるスマイルゼミの誤解 - 中堅 私立中学でもいいんじゃね?

 

最近、大学受験に対応した高校生向けスマイルゼミも発表されましたね。

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次女にはできたら、大学までこのスマイルゼミで行ってくれたらいいなっさえ思っています。

 

ということで、今回の感想レビューはスマイルゼミに期待している裏返しだと思って、スマイルゼミの関係者に読んでもらいたいなって思っています!スマイルゼミの進化には今後も期待しています!