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AIと共存時代。今高校生に戻れるとしたら、進学はこうシュミレーションする

AI共存時代。高校生に戻れるとしたら、進学はどうするかシュミレーションしてみる

もし自分が高校生に戻れるなら、こういう進路を選択するだろうなって考えたことありませんか?

高校生の頃から、しっかり進路を考えられる子っています。やっぱりそういう子って自分の目標だったり夢だったりを叶える可能性が高いと思います。しかし僕のように高校時代何にも考えずに進学してたわ~という人も多いのではないでしょうか?そして、あのとき、

  • もう少し勉強頑張っていたら・・・
  • もう少し自分を俯瞰してみることができていたら・・・

なんて後悔すること、あるあるですよね。

ということで、今回は高校時代を後悔している(苦笑)僕が高校生に戻れるなら、どういう進路を目指すのか?いくつかシュミレーションしてみたいと思います。

ちなみに我が子と僕は全然考え方が違うので、僕の考えを押し付けることは全くないので、このシュミレーションはあくまで僕が今、高校生に戻ってやりなおせるなら?というテーマで書いてみたいと思います。

目次

AI共存時代に生き残るための進学戦略

さて、今回僕が目指す進路ですが、

AI共存の今、生き残るために、僕ならどういう進路を選択するかに絞ってシュミレーションしたいと思います。

つまり打算です(笑)打算なので決してうまくいかないとは思いますが、AI共存時代でも、仕事に困らないようにどんな進路を選択するか考えていきたいと思います!

AIと仲良くなるために、理系を目指す

高校生に戻って大学を目指す場合、まず数学を一生懸命勉強して理系の大学に進みたい。僕が高校で選択したのは文系で、大学も文系を卒業していますが、高校生に戻れるなら、数学を一生懸命、勉強したいと思います。AIも、もとは数学なのですから、AIと仲良しになろうと思ったら絶対、数学、理系だと思うのです。

※ちなみに今僕が大学で学びなおしているのも理系です。

理系のほうがいいというのは、AIを学ぶなら理系だろうという単なる打算ですが、数学の学び直しをしていて、今なら面白いなって思えているのも理由です。当時は数学が仕事の何に繋がるのかさっぱりわかっていなかった。それが社会人になって、仕事に繋がることがはっきりわかってきた事も大きいです。

文系人間の僕が、なぜ数学が仕事に繋がると実感できたかというと、簡単なところでいうと表計算ソフトのExcelを使うようになったからです。Excelは計算はもちろん、表やグラフ化したり、関数で色々な計算をしたりできます。それが楽しかったというのがあります。

打算だけでは学びは続かないですが、好きは仕事に繋がると思うので、もし高校生に戻れるなら数学は真剣に勉強したいなって今なら思います。

ただし流行りのコンピューターサイエンスは目指さない

ただしです。理系を目指しますが、今流行りのコンピューターサイエンスは勉強しないと思います。これも打算が働いています。。。

理由はこちらの記事。

僕はプログラミングが好きで実際コーディングもするんですけど、とてもAIにはかなわないです。日本では今IT人材の不足が話題で、コンピューターサイエンスの仕事は花形だともいわれています。ですが、

前回のブログ記事「AI時代、子どもの将来を考えても答えは誰にもわからない」でも書いたとおり、アメリカではすでにプログラマーが減ってきている。そして今回の記事

ニューヨーク連銀の最新統計によると、米国の大学におけるコンピュータサイエンスが「就職できない学部」として上位にランクインしたのだ。これには言うまでもなくAIが強く影響している。

というのは衝撃。つまりこれらの仕事こそAIが最も得意とする分野であり、人間から仕事を奪っているということだと思うのです。

日本でも徐々にではありますが、AIエージェント1を売り込む企業が出てきています。AIエージェントは、人の手をできるだけ介さずAIが自ら作業を効率化したりデータを分析したりするわけです。

AIは機械学習といって、AI自身が学習しますので、たくさんの人間は不要になってくる。これからはAIができる事を目指すのではなくて、AIができないことを目指さないといけない。

文系理系を問わずAIを操れるような勉強をする

とはいえ、この記事では

2033年までに「コンピュータ情報研究科学者」が26%、「システムアナリスト」が11%と、平均を大幅に上回る成長が見込まれている。これは、AIが初級~中級のコーディング業務を自動化する一方で、高度な研究、アーキ設計、ガバナンスといった新たな需要を生み出していることを意味する。

とも書かれている。これは、初級・中級という中途半端な知識のプログラマーやデータサイエンティストではAIに勝てないが、高度な技術や知識をもっていれば、AIと共存していける。ということを意味している。

つまり、データサイエンティストだけの話ではなくて、文系理系に関わらず、AIに操られるようになるのではなくて、AIを操れるように勉強をしっかりしておこうということです。例えばchatGPTに命令指示を的確に出せるようにプロンプトの仕組みを学習しておくことは、文系理系問わず出来る勉強です。

近未来、AIがまるで人のように組織に所属するのは間違いないです。

例えば広告業界であれば、広告の運用は、AIのアドバイスを聞いたうえで、自分のアイデアをのせて運用。金融業界であれば、融資の基準をAIのアドバイスをもとに決定し営業など。が考えられます。AIが上司になるという考え方もあるようです。ですが、いずれにせよAIを使いこなせないと大手企業ほど仕事が厳しくなってくると予想します。

だからこそAIを知り、AIを学び、AIができないことを知ったうえで、AIと共存する方法を考えないといけない。

まさかの文系の方がいいかも

近年、日本ではSTEAM教育といって理系を学ぶことがトレンドになりつつあったわけですが、上記に書いた通り、AIの急速な発展によって、理系であってもAIにとって代わられる危険性が出てきたわけです。

さらに記事では、

そして意外なことにAI時代において、文系的知性が新たな価値を生み出している。その背景にはAIの進歩があまりに急速なため、国際的な規制や標準化が進んでいる事情がある。

と書かれている。

ただし、だからといって文系がいいというわけではなくて、文系であってもAIを理解する為には理系脳も必要なわけで、理系も学びつつ、文系の科目もプラスできればいいのかなと思います。

また文系、理系を問わず社会で共通で必要とされる能力は、コミュニケーション能力です。文科省が発表している21世紀型スキル2というのがありますが、もちろんコミュニケーションが入っています。

英語スキルもまだまだ必須でしょう。ビジネスの世界は英語が共通語ですが、日本の英語力はいまだに先進国最低レベル。なので学生で英語がしゃべれるって就職にはすごく有利に働くのは間違いなさそうです。

僕は英検はやっておいたほうが絶対いいと思うので、英語は高校の時から頑張りたいですね。英語はラジオ英会話で英検2級まではとれると思うので、ラジオ英会話を習慣づけしておくことは高校生のうちにやっておきたいです。

AI関連の資格はやっぱり取得しておくかなと思う

仕事をしていて、AIがもう現実に迫ってきているというのをひしひしと実感しています。下記の文系におすすめの職業ランキングで、事務系や経理職といった仕事が紹介されていますが、肌感覚で、このパイはどんどん減っていくだろうな~と思っています。とすると、文系で求められる仕事の多くはAIができない営業系や販売系がほとんどだろうと思う。

営業や販売は僕にはあっていないと思うので、であれば文系を選択すると結構選べる職業は狭いなというのをやっぱり思います。

なので基本は理系で、大学の授業と並行してAI関連の資格の勉強をしておきたい。例えばG検定3とか、GoogleやMirosoftもAI系のトレーニングも受けておきたい。これらの資格を学生のうちに取得するのはやっておきたいです。

普通といえば普通なんですが、これが僕のAI共存時代の進路シュミレーションになります。

まとめ。AI共存時代、やっぱり正解はわからない

10年前、コンピューターサイエンスの仕事を、今後最もセクシーな仕事になると予言した方がいました。4確かに今、コンピューターサイエンスの仕事は花形になっているようです。ですが、この先10年後、コンピューターサイエンスの仕事はAIに奪われているかもしれない。

AIがものすごいスピードで進化を続けている今、やっぱり何が正解なのかはわからないです。なので今回僕が考えた進学シュミレーションも打算に終わる確率が高いです(苦笑)

大事な事は、打算じゃなくて、自分が好きな分野の勉強をし続ける事だと思います。人生100年時代、100才まで学び続けなければいけないと落合陽一氏がいうように、学び続ける事こそが今の時代、最も大事な能力だと考えます。

僕のように打算で進学を決めるとえらい目に遭います、きっと(苦笑)

番外編。ギャンブルだが学んでみたいコンテンツ産業

成長分野を学ぶのならば、何もAIだけではありません。

音楽を作ったり、ゲームやアニメを作ったり。日本のコンテンツ産業は、国内で13兆円規模。世界市場では3位の地位を獲得する等、グローバルで勝負できる産業であり、コンテンツ産業の輸出を伸ばしていこうというが日本政府の方針でもあります。コンテンツ産業は実は成長分野なんです。

石破首相は、記事の中で

内閣官房によると22年の日本のコンテンツ産業の輸出額は4兆7000億円で、5兆7000億円の半導体産業や5兆1000億円の鉄鋼産業に匹敵する。日本経済をけん引する成長産業に育成したい。

といい、また経団連さえも

経団連は24年10月にコンテンツ産業を振興する司令塔として「コンテンツ省(庁)」の創設を訴えている。現在、数百億円程度の規模を計上している政府関連予算も、早期に2000億円以上に拡大すべきだと提言する。

といっている。

音楽やゲームやアニメといった職業を目指そうものなら、「何を夢みたいなことを。。。」と馬鹿にされたのが僕たちの世代。

しかし今や、政府どころか経団連さえも日本の成長産業として後押ししているのがコンテンツ産業。残念ながら僕にはその才能がないので、高校生に戻ったとしても、この分野には進学しないと思いますが、才能がある人は、コンテンツビジネスを学ぶというのもいいと思います。

コンテンツを想像する力はまだまだ人間のほうが優れているわけですから、大学を出て、いわゆるホワイトカラーの仕事を目指すより可能性があるかもしれませんよね。

  1. AIエージェントとは?生成AIとの違いや特徴をわかりやすく解説 ↩︎
  2. 21世紀型スキルとは? ↩︎
  3. G検定 ↩︎
  4. データサイエンティストはいまもなお「21世紀で最もセクシーな職業」なのか ↩︎
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