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【教育本 書評】夢を叶えるための勉強法を読んだ

「東大王」という番組で紅一点活躍されていた鈴木光さんをご存じでしょうか?東大王を卒業されてからは夢である弁護士になるため、芸能界をすっぱりと引退。

 

後に見事に司法試験に合格されて、合格報告とともに、SNSも閉鎖されたというその潔さがとても印象に残っています。

 

その鈴木光さんの著書があります。「夢を叶えるための勉強法」という本です。

 

  • 東大王の鈴木さんの勉強方法を知りたい
  • 東大生になる子ってどういう勉強をしているか知りたい
  • 東大王の鈴木さんがどういう教育環境で育ったのか親として知りたい

 

こういった方におすすめの本です。

 

◆勉強方法のおすすめ本を厳選して紹介しています◆

 

 

 

本書と著者のプロフィール

夢を叶えるための勉強法 (2020/12/11 株式会社KADOKAWA)

鈴木光氏

1998年東京都生まれ。2017年、国立筑波大学付属高校を卒業し、東京大学文科一類に現役合格。同年11月からTBS系「東大王」にレギュラー出演。2021年司法試験合格

↓出版社リンク

www.kadokawa.co.jp

 

本書の要点ポイント(書評)

鈴木光さんが、SNSで一番多くコメントをもらったのが勉強方法についての質問だったそうです。しかしSNSではとても簡単にしか答えることができず申し訳なく思っていた。そこで勉強方法を整理しまとめたいと考えたそうです。それが本書です。

勉強は計画的に、スモールステップでひきあげる

本書を読んで最もいいなと思ったのは、勉強の計画の立て方についてです。大目標、中目標、小目標を立て、短期的な目標から達成して、スモールステップで引き上げていく方法です。しかしこのような方法は多くの方が紹介されているもので、決して目新しいものではありません。

 

同じく東大卒で司法試験に一発合格された河野玄斗氏も、著書「シンプルな勉強法」で、できるループを回すんだという話をされています。難しい目標から挑戦して挫折するのではなくて、少し難しいと感じる問題くらいから挑戦するべきとおっしゃっていますが、これもいわばスモールステップです。

 

このように同じ東大卒、司法試験合格をされている方が勉強方法について、視点は少し違えど、同様の方法を実践されているのがとても興味深いし、決して天才であったり、特殊な勉強法というわけでもなく誰でも実践できるという点に非常に共感がもてた事がよかったのです。

 

ですが、学生の遊びたい盛りの時に、勉強をコツコツ積み上げていくことが結構難しいことでもあるんですけどね。僕も今なら実践できそうですが、学生の頃はこんな風に考えれなかったですから。

学校の教科書や問題集を活用し、宿題や小テストも頑張る

誰でも実践できるという点では、学校の教科書を復習する話や、宿題や小テストをしっかり解こうと書かれているのも嬉しかったですね。

 

鈴木氏は、どうも塾には通われていたようなニュアンスが本書で伺い知れますが、それでも学校の宿題や小テストをしっかり解くことで、ものすごく勉強が楽になると言われています。

 

塾に行く前に学校の教科書だという記事を先般書かせていただいたのですが、鈴木氏もまた学校の勉強も決して抜かずに取り組まれていたことが本書で確認できたのはよかったです。

 

東大に行くような子だからといって特別な塾に通っていたり、特別なテキストを使っているのではなくて、むしろ、教科書を何度も復習に活用しているのですね。

勉強は質だという話

勉強は質が大事だという話もよかったです。これは和田秀樹氏の著書「公立・私立中堅校から東大に入る本」でも書かれていたことですから、やっぱり勉強方法を知っている人には共通点があります。

 

鈴木氏はこの勉強の質をあげることを、勉強の密度をあげると表現されています。

 

勉強の質とは、時間当たりにどのくらいの勉強ができたか、つまり集中して勉強ができたかということを指しますが

 

ダラダラ勉強した1時間と、集中して勉強した1時間では、その質が大きく変わるということはよくわかりますね。勉強は中身が大事だということです。

鈴木氏のご両親の教育が素晴らしい

最後に。僕が本書で一番興味関心があったのは、どうしたら鈴木氏のような子に我が子が育つのだろうという点です。(笑)

 

しかし、意外なことに鈴木氏のご両親は、「義務教育をちゃんと受けていれば、高校すら行かなくていい」「好きなことをして生きなさい」という方針であったそうですから驚きました。

 

鈴木氏が、DAW(コンピューターミュージック)で作曲をしたいとなれば、音楽の道に進めるようにオーディションを探したり、「音楽の道で生きていきたいなら、高校にも行かなくていい」というのは、親としてなかなかいえないセリフです。

 

鈴木氏が音楽の道に進もうとしていたことも驚きですが、ご両親は、子どもの好きを常に全力で応援し、そして同時に、鈴木氏の興味関心をうまく引き出されていたのだろうなと感心しました。

 

僕なら高校に行かなくてもいいなんて、子どもに言えないだろうな~。若いうちは失敗を恐れずに好きな道を究めなさい!とは常に僕も言っているのですよ。ただ、最低限、宿題だけはやってねとか言ってしまってますね(笑)