中堅 私立中学でもいいんじゃね?

教育本と子育て本の書評と、中学受験と長女が通う中堅私立中学の魅力を発信。娘たちの幸せ追求ブログ。

【教育本 書評】公立・私立中堅校から東大に入る本を読んだ

勉強が出来る子と出来ない(苦手な)子の違いってなんでしょう?生まれもった才能、家庭環境などもあるかもしれません。

 

しかし一番の違いは、勉強のやり方を知っているか、知っていないかだと僕は思います。

 

勉強ができる子は、勉強のやり方、コツを絶対に知っている。それも含めて、勉強の能力が高いのだと思います。

 

  • 中学受験で私立中高一貫校に入学したが、同級生と学力に差が出ている
  • 中堅中高一貫校からでも難関大学へ合格できるのか?
  • 勉強の方法がそもそもわかっていない

こんな風に悩んでいる方は、勉強のやり方を本で学ぶことをおすすめしたいです。勉強のやり方についての本はたくさん出ていますが、今回は、「公立・私立中堅校から東大に入る本」をご紹介したいと思います。

 

↓勉強嫌いな子のための勉強方法を知りたい方には、こちらの本がお勧めです。

勉強嫌いな子が共感できるロザン菅ちゃん流勉強方法【書評】身の丈にあった勉強法 - 中堅 私立中学でもいいんじゃね?

 

公立・私立中堅校から東大に入る本の著者プロフィール

公立・私立中堅校から東大に入る本(2019/3/5 大和書房)

和田秀樹氏

1960年生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、国際医療福祉大学心理学科教授。川崎幸病院精神科顧問。和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。27歳のときに執筆した「受験は要領」がベストセラーになり、緑鐵受験ゼミナール創業。無名校から多くの生徒を東京大学合格に導く。

↓出版社へリンク

www.daiwashobo.co.jp

公立・私立中堅校から東大に入る本の要点ポイント(書評)

勉強ができない子はやり方を間違っている

「勉強のできない子の9割はやり方が間違っている」こう断言される和田先生。和田先生は受験業界で知らぬ人はいないといわれるほどの有名人ですが、あの東大受験指導専門塾・鉄緑会を立ち上げられた方だとは、今回初めて知りました。

 

東大合格できるのは一部の難関私立中高一貫校の子でないと難しいと思い込んでいませんか?特に子どもよりも親が、「うちの子なんて」と先に諦めがちです。ですが、本書は、公立や中堅私立校からでも東大を目指すことができるとし、そのために必要なのが、正しい勉強のやり方だと説いています。

 

東大入試とはいえ、満点をとる必要はない。目的は合格することであり、合格最低点をクリアすること。偏差値を気にするのではなくて、合格最低点にたどり着くためには、何が課題で、何点足りないか、そのためにはどんな勉強をしなければならないかを逆算して考えることが大事。これは東大を目指さなくても大切な考え方ですね。

和田氏は、英数先行型の勉強方法を推奨

和田氏はたくさんの著書を出されていますが、英数先行型といって、英語、数学を先行して仕上げる方法を常に推奨されています。

 

なかでも「数学は暗記」だとおっしゃっていて、「数学の解法をただ暗記して覚える」といった意味で誤解されることもあるとおっしゃっていますが、

  • 解法を理解したうえで暗記する。
  • 暗記数学とは、基礎学力があって初めて成立する。

のが、暗記数学であると説明されています。

 

解法を理解してから、問題集の数をこなしていく(得た知識をアウトプットしていく)というのは、まさに正しい勉強のやり方だといっていいと思います。

 

また勉強は復習することが大事だといいますが、なぜ復習が大事なのかを理解して勉強に取り組むのと、取り組まないのでは大きく差がつきます。

 

本書では、かの有名なドイツの心理学者・エビングハウスの忘却曲線を用いて、人は覚えた事の74%を1日で忘れるという話から、復習の重要性についても言及されています。

 

このように本書は勉強のやり方について、なぜその方法が正しいのか根拠を示されているのが良いですね。

勉強は時間より量

僕が本書で目から鱗だったのは、勉強は、時間より量が大切だという話です。

 

同じ数学の問題を解くのでも、5分で解ける人と30分かかる人では、同じ時間勉強したときに、前者は6倍も多く勉強したことになります。つまり受験勉強で重視すべきは、時間の長さではなくて、あくまでも「単位時間あたりの勉強量」なのです。

 

これには納得。長い時間、勉強していればよいのではなくて、その中身が大事なんだなと、気づきがありました。

正しい勉強法を身に付ければ、人生の目的にも効率的にたどり着ける

それでも、我が家の子ども達が「東大を目指す」とは夢にも思っていません。ですが、東大を目指すのでなくても、勉強の正しいやり方を身に付けることは大事だなと思います。

 

勉強の正しいやり方を身に付けてほしいと思うのは、受験テクニックを身に付けてほしいからではありません。

 

勉強の正しいやり方を身につけることができれば、その後の人生、仕事でも、遊びでも効率的に目標や夢に早くたどり着ける。だから、何をするにせよ、正しいやり方を身につけることが大事だと気付いてほしいのです。

 

長女は長女なりの勉強方法があるだろうから、アドバイス程度になると思いますが、次女はまだ僕が勉強をみていますので、正しい勉強方法をぜひ、身につけさせてやりたいなと思います。