日本は少子化で、2053年に人口1億人をきるといわれています。昨年の出生率が1.3%。今本当に子どもが少ないのです。少子化の原因は結婚しない人が増えた、晩婚化などもいわれますが、まず、日本は本当に子育てがしにくい国だと、子育てをしていて痛感します。
子だくさんのご家庭は本当にすごい!って思います。
子どもはかわいいです。だけど、「かわいい」だけで子育ては終わらないです。僕ら親には子どもを立派な大人に育て上げる義務があります。今の日本では子ども一人を育てるには教育費がかかりすぎる。大学やらお金がないのなら行かせなかったらいいやんと言われそうですが、子どもの将来を考えたらそういうわけにもいかない。だからうちも子どもは二人までが限界です。
実際に子育てしていて厳しいと思うから言いいますが、「そりゃぁ、子ども産まないな~」と思う。だから少子化。税金は入らないし、経済は縮小。年金は破綻。そうなると思う。
子育てに優しい市。出生率をあげている明石市
また僕の住んでいる市も子育てがにしくい市です。市は子育てに優しい街だとをアピールしようとしていますが、狭い学区に、高い住居費。
「どこが?」と正直思う。(苦笑)
すごいのは宇都宮市!子育て世代に家賃補助最大12万円とかすごすぎる!家をローンで購入するのでも、賃貸でも住居費は、生活費のウエイトのかなりを占めますよね。それを負担するというのだから自治体の本気度が感じられます。
本当、子育てに優しい街にみんな家を建てて、子ども育てて住むんですよね。それで人口が増えて、税収が増える。これこそが自治体のお金の健全な増やし方だと思います。
それから兵庫県の明石市もすごい。
独自の5つの無料化で、こども医療費が高校3年生まで無料。第二子以降の保育料も年収に関係なく完全無料。中学校の給食費も無料など。
国がやらないから、自分たちでするって、市長さんのリーダーシップに感服します。それで、日本全国の出生率が、1.3%に対して、明石市は1.7%だといいます。
施策をみて、なんだ、それだけで出生率が増えたわけじゃない?って因果関係を否定する声があるかもしれませんが、実際に実行するのは大変だったと思います。子育て世代にこれだけのお金を使うのにすごい抵抗もあったと思います。それをやっちゃうんだからすごい。
やれば出生率をあげられるんですね、本当、すごいことです。我が家の場合、ある程度子どもが大きくなったからなかなか転居も難しいんですが、これからでも出来るなら子育てに優しい市に住みたいです。
子ども1人につき1,000万円
いつも独自のユニークな視点から物事を発信されているひろゆき氏は、子どもを一人産んだら1,000万円を配る施策が少子化には一番効果があるというような発言をされていますね。
これには1,000万円ほしさに子どもを産むだけ生んでほったらかしの親が増えると否定的な意見も多いんですけど、実際に1,000万円もらえたら、普通の親なら子どものために全部使うなりとっておくでしょ?と思う。もちろん、色んな親がいるので問題も出てくるでしょうけど、僕はよい意見だと思っています。
後は、教育費の無償化です。今まで子育てを頑張ってこられた方は怒られるかもしれませんが、大学までの学費を免除してくれたら、本当に楽です。大学の学費を考えなくてよいだけで、1,000万くらい浮くから、1,000万円配るよりも有効な使い方といえるかもしれません。もしこの施策がすでに存在していたら、僕ならもう一人子ども欲しいと思ったはず。絶対に出生率もあがると思う。
結婚している人は子どもを産んでいる。結婚しない人が増えたことが少子化の問題だという意見もありますが、結局、子どもを産むとお金がかかる=結婚するメリットない。というところに紐づく事もあるだろうし、日本は子どもを産むのに優しくない国、だから少子化が進んでいるとやはり断言してもよいんじゃないかな?
爆発的に経済が伸びているインドや中国は住んでいる人口が多い。やっぱり経済的成長には人がいるんです。色んな施策を各政党いいますけど、絶対的に人が少ないと経済成長にしても、年金にしても小さな変動しか起こせないんです。
そろそろこういう事に気が付く政党や自治体の長がもっともっと出てくる事を祈ります。近日参院選ですから、少子化問題を真剣に考えてくれる政党はどこか、特に責任政党である自民党のマニフェストは厳しくチェックしたい!と思います(笑)