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異次元の少子化対策は、バラマキではなくて投資を。僕は教育の無償化を訴える

出生数80万人割れが確定したそうです。*1

想定よりも11年早く80万人割れなんだそうです。当ブログでも少子化対策について何度も触れてきましたが、長年のつけがここにきて出たということでしょうね。

政治家の皆さんが「少子化対策だ」、「少子化対策だ」と今騒いでも、それは長年放置してきたことなのだから、当事者として猛省してほしいなと思います。

一方で、政治家が悪いといえばそうなのかもしれませんが、その政治家も僕らが選んできた政治家ですから、僕らにも責任があるといえます。

だからこそ今本当に少子化で国の存続が危機だという認識で、皆が真剣に少子化対策に取り組むべきです。

岸田総理は「異次元」の少子化対策を打ち出す事を表明しました。しかしながら未だにその全貌は見えてきてはいません。

ところで簡単に「異次元」といいますが、「異次元」とはどんな状態の事をいうのでしょうか?

政治家の皆さんが言葉の意味も知らず、まさか「異次元」という言葉は使っていないはず。それを前提として、本当の異次元の少子化対策とは何か、僕の意見を述べてみたいと思います。

目次

異次元とは何か?

異次元を、weblio辞書*2で調べてみたところ、

1 異なる次元。また、次元の異なる世界。「―空間」

2 (比喩的に)通常とは全く異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策。「―の金融緩和」

とあります。

今回、岸田総理が使われた「異次元」は、2の通常とは全く異なる考え方。という意味で使われたことと思います。

そもそも異次元というのは想像を超えた空間という意味で使われますね。例えば僕らの生きている世界は3次元といわれます。一方で2次元は、アニメや映像の世界。しかし、人間が認識できるレベルはせいぜい3次元までです。人間がまるで認識できない空間が異次元。

いずれにせよ「異次元」とは想像もつかないような。。。という意味合いがあるのです。

岸田総理の少子化対策の期待度はわずか17%

つまり、僕らが

  • まさか、岸田総理がそこまではやらないだろう?

と予想を上回る少子化対策をした時に、これは、異次元の少子化対策だと言えるという事だと思います。

岸田総理の少子化対策に期待する人の割合は、dサーベイの全国世論調査によればわずか17%だという調査結果*3が出ています。期待しないと答えた人の割合は、61%。大多数の人は、どうせ口だけで終わるのでは?と冷めた目で見ている。是非、予想を覆して、本当の意味での異次元の少子化対策を実現して欲しいです。

どこまでやれば「異次元」の少子化対策か?

ではどこまでやれば、異次元の少子化対策といえるのでしょうか?今議論されている少子化対策を列挙してみたいと思います。

×児童手当の所得制限撤廃や拡充

児童手当の所得制限撤廃*4や拡充については、日々議論がされている一番メジャーな施策です。

僕ら子育て世代としては、いただけると助かるのは助かるのですが、これらが実施されることは、我々にとっては想定内。大変ありがたい施策だとは思いますが、これを異次元とは言わないと思いますし、これで少子化対策になるとも思えないです。

×出産条件に奨学金の返済免除

自民党の誰がこの案を出してきたのでしょうか?というぐらい的外れの施策*5だと僕は思います。異次元というのなら、そんなケチ臭い考えではなくて、条件なしで奨学金は貸与してあげたらどうでしょうか?しかも出産条件ってことは女性だけが対象になるのでしょうか?子どもを持ちたくない人に差別とはならないのでしょうか?僕にはよく理解できない施策です。

×子どもが増えたら、予算が増える

???

先に出生率をあげてから、予算が増えるのでしょうか?予算の話しが出てくる時点で全く異次元ではないといえますね。出生数が80万人をきり、日本を支えていく子どもが本当にいない。そんな状況で予算、予算では異次元の対策などいつまでたっても打てないでしょう。

確かに財源は大事なのですが、どうも自民党の偉いさんは、異次元といいながら、財源ばかり気にしている。

〇N分のN乗の税制度

フランスで出生率をあげたといわれるN分のN乗方式の税制度*6、所得税を子どもも含めた家族で均等割りができて、子どもが多いほど、税金が安くなる税方式ですね。低所得の人にはあまり恩恵がない、金持ち優遇など、賛否両論はありますが

異次元という意味だけで捉えれば、「まさか、あの岸田総理がここまでやるか?」と思えるので、想定外。これは異次元だといえると思います。

〇子ども一人産んだら1000万円を配る

これは、ひろゆき氏がずっと言い続けている少子化対策*7ですね。

この施策はものすごいインパクトがあると思います。ひろゆき氏がおっしゃるとおり、子ども産んだら1000万円支給されるなら、間違いなく出生率はあがると思います。

既存の仕組みを改善したい場合、インパクトが必要だというひろゆき氏。まさに異次元な考え方だと思います。

〇教育の無償化

僕は教育の無償化は少子化対策になると思っています。

当ブログで何度も書いていますが、子どもを産んだら終わりではなくて、立派に育てるという責任が親にはあります。だから子どもが大学に行くかどうかはわかりませんが、大学まで行ける費用は用意しておこうと思うものです。そこから逆算して、作れる子どもは2人までだなとか1人だなとなります。

今も昔も平均して2人子どもを持つのは変わっていない。といわれますが、1人じゃなくて2人作るのは、本当のところは2人はきついけど、兄弟姉妹がいないのは寂しいだろうという思いもあって作っているケースも多々あると思うのです。

教育にお金がかからないのであれば、3人作ろうと考える人は大勢いると思っています。

〇児童手当、学費軽減、保育の質の向上、全部やる

京都大学の柴田准教授によれば、

  • 「児童手当の多子加算」(追加予算2.5兆円:出生率0.24上昇)
  • 「高等教育負担軽減」(追加予算1.5兆円:出生率0.08上昇)
  • 「保育定員増と質確保」(追加予算2.1兆円:出生率0.13上昇)

全部やれば出生率は1.75まで回復する*8といいます。

柴田准教授は、追加予算まで踏み込んで、具体的にその効果を試算されていて素晴らしいと思います。2025年までがラストチャンスだと期限を切っておられるのもいい。

韓国の出生率から、少子化対策を考える

全部やってもらえれば異次元の少子化対策になるのは間違いありませんが、中でも僕が強く少子化対策で推したいのが、教育の完全無償化です。

さて、ここで韓国の少子化問題について考えてみたいと思います。韓国の出生率が0.78%。7年連続で過去最低を更新したというニュースがありました。

この記事は、韓国の少子化をよく分析しているなと感心するのですが、少子化の原因は、若者の失業率の高さや大手企業と中小企業の賃金格差が主たる原因だとしています。

さらに、よく読んでみると、子どもが大手企業に入れるように、また公務員になれるようにと、受験戦争が起こっている。その教育費が親にとっても、大きな負担となっている。けれども結果としてなかなか給料につながる仕事につけていないのが現状。

とても日本と構造がよく似ていませんか?

独身研究家の荒川和久氏は、下記記事で、実質賃金指数と婚姻率の相関性が、0.8953で、非常に強い相関性があることを紹介しています。※相関性は1に近いほど強く、1~0.7くらいまでが強い相関性があると言われています。*9

荒川氏は、少子化ではなく、小母化であると一貫して主張されており、経済的理由で若者が結婚できないのが問題で、若者の可処分所得を増やす施策が必要と結論付けている。

しかし、給料は能力に比例するものですから政府の意志だけで解決できる問題でもないと思います。ではどうしたらよいか?

異次元の少子化対策は、バラマキではなく投資を

若者の給料を上げるために教育無償化

2017年の総務省「就業構造基本調査」によると、子ども2人いて両方を大学、もしくは大学院に通わせている世帯の半数は年収1000万円*10なんだそうです。

将来有望な学生が、経済的な理由で進学を断念している可能性が高い。教育費を無償化すれば、お金の心配をしないで、大学や大学院に行ってスキルを身につける事ができる。そうすれば若者の給料は上がります。

だから僕は、教育の無償化が一番いいと思うのです。

これは、バラマキではなく投資です。これがお金の使い方ではないかな?と僕は思います。バラマキよりもよっぽど未来に希望が持てませんか?

異次元とは、通常とは全く異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策。の事をいいました。大胆であるというのですから、予算や財源を語ること自体、もう異次元とはいいません。

国の税収は決まっていますが、もう待ったなしだというのなら、ひろゆき氏がいうようにとにかくインパクトのある施策を出すしかありません。

教育への投資にはリターンが期待できます。NISAやidecoを推奨するなら国も未来の子ども達に投資をしてみてはどうでしょうか?

さぁ、異次元の少子化対策、僕は期待して待っています。

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