中学受験、学校説明会に全て出席した男、(@kurochan_papa)です^^
全て出席した!
とは言っても、コロナがあって説明会自体が激減する中、出席できる説明会には全て顔を出したということなので、全部というほど顔を出したわけでもないのですが、
ママではなくて、「全部、僕が説明会に参加しました」という意味で、全部出たと表現。
さて、
我が地域の学校説明会には、その学校が単独で行う説明会。そして、私立中学高校が集まって合同で行う説明会の2つがあります。
他の他府県はわかりませんが、合同説明会は、私立中学と高校のどちらもが参加しています。
この合同説明会、圧倒的に高校受験される保護者と生徒の入場が多く、中学受験で説明会で訪れる親は少ない。(そして子供もほとんど来ない)
そのため、何度も足を運ぶと、中学受験の親は、それはそれは目立つのです(苦笑)
各学校のブースには先生方がずらっ~と並んでいらっしゃって、順番がまわってくると、空いている先生のところに案内されて、面談します。
学校からきている先生も大抵同じ人なので、何度も参加しているもんだから
「以前もいらっしゃいましたよね?」
と声を掛けられるようにもなりました(苦笑)
ノベルティーもいっぱいもらいましたよ、同じものを(笑)
そんな中学受験の説明会を数多くこなした僕が、説明会で聞いてよかったこと、そして、そうでもなかったことについても、書いてみたいと思います。
今の時期、多くの説明会は終わっているかもしれませんが、最後の最後まで説明会を実施している中学もあると思いますので、ぜひご参考いただければと思います。
私立中学校の説明会で聞いておきたいこと 7選
1.大学進学実績
説明会では、その学校の実力が数字としてわかりやすいので、大体どの学校も、大学実績をアピールしてきます。
親は中高一貫校に通わせるのなら、ある程度の大学実績がある学校を選ぶということで、中高のプレゼンは大学進学実績が中心になりがちです。ですが、大学実績を志望校の目安とされている方、この大学実績はよく確認したほうがよいです。
大学実績には、
中学から入学組の実績と、高校入学組(外部生)の実績があります。
今の主流は、中高一貫ですが、まだまだ高校入学ができる中学校もあります。
こうした中学は、厳しい高校受験を勝ち抜いた精鋭達、いわゆる高校入学組が、大学実績をほとんど稼いでいる場合があります。
ですから、高校入学組がある学校は、中学から入学した子と、高校から入学した子、それぞれの進学実績を聞いてほうがよいと思います。
僕がある中学でこの点に気付き聞いてみたところ、
「確かに、高校からの入学組が難関大学の合格実績を作っている」
と正直に話してくれた学校がありました。
その学校は、荒れている公立の受け皿であったり、学校が非常にアットホームであったり、部活動が盛んであったり、そういった点もアピールされていたので、僕としてはそれはそれで魅力的な学校だったのですが
難関大学実績を重視する方なら、ちょっと思っていた学校とは違うとなるだろうなと思いました。
↓英検実績も細かく聞ければいいかもしれません。↓
2.勉強以外の学校のカラー
前述のとおり学校の実力を見る場合、大学実績が最もわかりやすく保護者もついつい、そこを重視してしまいがちです。
そして、ついつい説明会で聞くポイントや視野が勉強ばかりになりがちです。
ですが、難関大学に合格するという目標については、子どもが置き去りで、僕も含めて多くの親の
子どもが難関大学に入ってくれたらなんか子育て成功
みたいな自己満足に近いものもあるなと思っています。
↓勉強できる事が子どもの幸せ?それっ、昭和型の価値観です。
もちろん、子どもが難関大学に入学できたらそれは素直に嬉しいと思いますが、子ども目線にたって勉強以外で、どんな楽しいことがあるのか、その学校のカラーや特徴を絶対に聞いた方がいいです。
多くの学校では、説明会と同時に体験授業やクラブ体験を設けています。これは是非、参加した方がいいです。
私学には公立にはない生徒の好奇心を駆り立てる斬新的な授業やクラブもあります。実際、今私立中に通ううちに娘も楽しい授業があるようです。
僕だけかもしれませんが、僕が公立中高で楽しいと思った授業は皆無でした(苦笑)ので、私立中高一貫校は魅力的な独自な授業もあり、とても羨ましいなと思っています。
3.通学は聞いておいた方が良い
僕には、すごく娘にあっているな、娘を行かせてやりたいなという学校がありました。
ですが、通学にものすごく時間がかかり、夜の学校帰りが不安だということがわかったため、結果、その学校は受験すらしませんでした。
通学時間はとても大事な要素です。
ある程度の進学校ならば、公立よりも授業時間も長く帰りも遅い。夜遅くなった時、特に女の子は、学校はどう対応してくれるのかは聞いておいて損はありません。
また、家から学校までどのようなルートでどのくらいの時間がかかるのか。それは体力的にきつくないのかを実際に体験しておくことは、男の子であっても、必ずやっておいたほうがよいです。
4.学費以外の費用を聞いておいた方がいい
私学の場合ですが、学費を含めパンフレットに載っている費用以外に費用がかかるケースが多いです。聞きにくいことかもしれませんが、必ず、全費用を確認しておいた方が良いです
正直、学費と同額くらい別途費用がかかる学校もあります。僕は修学旅行も割り込んで年額計算して、実際に払えるかを確認しましたね。
なかなかわかりにくいには私学の場合、寄付金ですね。これは実際に学校に通っている生徒さんがいらっしゃるご家庭に聞かないとわかりにくい。
なので、それも含めてトータル大丈夫だなと思える学校を選ばないといけません。
5.家庭学習の時間を聞いておいた方がいい
とある進学校の説明会で、1日の宿題にかかる時間を確認したところ、1日3時間出来るように指導していくといわれました。
学校終わって更に3時間❓
確かに受験勉強ではそれぐらいやったかもしれませんが、中1でこの勉強時間は?と正直、僕は思いました。
多感な中学生が勉強以外で学ぶことも多いです。勉強漬けになるのはもう少し大学受験が近づいてからでよいのでは?
と思いました。
この点は、各ご家庭の価値観によるものですが、確認しておいてよい点でしょう。
6.図書館の規模
これは学校説明会で聞くというよりも、学校に足を運んで図書館を確認してみるとよいという話です。
図書館の規模が大きいと、色々な図書に触れることができることはもちろん、高校生になると大学受験の勉強を図書館を自習室にしてやるといったところもありますから、個人的には、図書館が充実しているところ、好きでした。
これは、マイナーな確認ポイントかと思いますが、僕は大学進学するために必要最低限の能力が本が読める事だと思っているので、僕自身は結構、図書館はポイントとしてみていましたね。
でも、子どもが利用するかはまた別ではありますが。。。
7.いじめ対策は確認しておいた方がいいが、結局は入ってみないとわからない
僕の娘は内向的な性格な事もあり、新しい環境に入った時に、学校になじめるかとか、いじめがないかとか、いじめがあったときはどんな対策があるか、一生懸命聞きました。
いろんな学校に聞きましたが、特に女の子はSNS絡みでどの学校も苦労しているようでしたので、出来れば携帯を持つ事自体を禁止している学校がいいなとか色々考えました。
ですが、今思うと、そこまで詳しく聞く必要はなかったかなと思っています。
口コミサイトも参考にしていたのですが、そこには「いじめがひどい学校だ」とか書いてあったりする場合もあるのですが、結局のところ、これは生徒個々によるところが大きいです。
いじめのあるクラスもあれば、ないクラスもある。それはその学校だからというよりも、そのクラスに集まる個々の生徒に依存するということです。
ですので、こればかりは入学してみないとわからないというのが結論です。
いじめやもめごとがあったとき、どういう対応をしていただけるかは聞いた方がよいと思います。ですが、深堀して聞く事ではなかったなと今は思います。
まとめ 私立中学校選びで後悔しないために、できるだけ説明会には参加しょう
今振り返ってみると、色々なことを聞き忘れては、何度も何度も説明会に足を運びました。これらのことが最初から整理できていれば、もっと効率よく説明会に参加できたのではないかと思い、この記事を書かせてもらいました。
今はコロナ禍でなかなか学校説明会に足を運びずらくなっているとは思います。僕も実際にそうでした。ですので、十分に学校説明会に参加できたかというと、正直できていないと言わざるを得ません。
中学受験が全てではありませんが、子どもにとっては人生の岐路の1つであることは間違いありません。コロナ禍で大変ではありますが、後悔しない学校選びをできるように、出来る限り説明会や体験会には足を運んで、聞けることは聞くという姿勢で、情報を集めてほしいなと思います。また、ぜひ、この記事が参考になればと思います。
中堅私立中学の事を知りたい方へ
↓結果、娘は中堅の私立中高一貫校に進学しました。