僕には二人の娘がいます。長女は2021年の受験組で、私立中高一貫の中学に通っています。私立中高一貫といえば特に英語教育には力を入れているところが多く、中学3年の時点での英検取得率を発表していたりして、各校、英語教育に関してはしのぎを削っています。
そんなわけで、私立中高一貫校に子供を預けてさえおけば、きっと英語は自然とペラペラになるもんだと信じておりました。
しかし、それは大間違い!
まず、誤算だったのが、私立中高一貫校の英検取得率。ここを僕は大きく見誤っていました。この英検取得率ですが、すでに小学生の段階で英検を取得して入学してくる子が一定数いるんだということに、実は留意しなければなりません。
たとえば、中学3年の時点で、英検2級取得率が50%の中高一貫校があったとしましょう。
「中1から英語はじめて、中3で英検2級!今はオンライン英会話もあるから、進んでるよね~。すごい」
と僕のように素直に信じてはいけません。
入学者の中に、すでに英検2級を家庭学習で取得してきている子が何人かいたりします。2級とはいわずとも、3級、4級と取得してきている子たちなら大勢いたりします。
ですので、うちの子のように、小学生時代
- 受験勉強(国算理社)だけをしていた子
- 学校の簡単すぎる英語しか勉強していない
って子は、スタートラインが違うのです。*1
そしてさらに苦労するのが、英語授業進度です。私立中高一貫校は、できる子に合わせて授業が進む!英語のベースが出来ている子が多いクラスの場合、その進度はかなり速いと想像できるでしょう。
僕の時代は、(かなり古いですが)
I MY ME MINE
YOU YOUR YOU YOURS
SHE HER HER HERS
・・・
というのを何度もリピートして覚えさせられましたが、そういったことも飛んで(それとも娘が理解できず)授業が進んでいたようで、家で、
「ME」って何?
となった時は正直焦りました(苦笑)
その時、僕に子供に英語を子供に教える神が舞い降りたのです!(世界仰天ニュース風)
娘の英語の遅れに気が付いたのが、初めての中間テストでした。(それまでは、かなり英語上達したんだろうな~と楽しみにしておりましたが)
それから、どうしたら娘の英語の遅れを取り戻せるかを考えた結果、夏休みからラジオ英会話「基礎英語Ⅰ」を始める事に決定。
僕は学生の頃、ラジオ英会話で英語を勉強していたことがあって、その効果を実感していました。そして毎日15分という時間がちょうどいいのです。
基礎英語は、夏休みはそれまでの復習で、再放送であったのもよかったです。遅れてた回から勉強をスタートすることができました。
さぁ、親子の逆襲がはじまります!
僕と娘のラジオ英会話の効果や結果については随時ブログで報告させていただきたいなと思っております。
*1:
2020年から学習指導要領が改訂されて、小学生の英語の授業が充実することになりました。
具体的には
小学3,4年は週1回程度の英語授業
小学5,6年は週2回程度の英語授業が行われ、教科として扱われるようになりました。
うちの次女は、現在小学3年ですがうちの子は、もう少し英語を勉強してから中学へあがるかもしれません。
次女の英語学習はスマイルゼミで行っていますが、今のところ順調です。こちらの体験レポートは次回の記事に書きたいなと思います。