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中学受験で偏差値50は立派。偏差値の計算方法をご存じですか?

中学受験もいよいよラストスパートとなってきましたね。昨年のことが思い出されます。

 

さて、中学受験においては、偏差値というものが重要になってきます。偏差値という概念を理解するまで時間はかかりますが、偏差値を正しく理解することで、模試の結果に一喜一憂しなくてもすみます。

 

中学受験は、学校のテストはほぼ100点で、今まで30点などといった点数をとったことがない子が、初めての模試では30点を採ってしまうということが平気で起こる世界です。

 

「今回の算数の模試30点・・・。」

と失望してしまっても仕方がありません。

 


 

 

偏差値をわかりやすく説明すると・・・

偏差値とは、そのテストを受けた人の中で自分がどのくらいの位置にいるのかがわかる値で、平均点を採った人の偏差値が50となるものです。

 

自分のテストが例え30点であっても、そのテストの平均点が30点なら、偏差値は必ず50となります。

 

偏差値の計算方法

偏差値の計算式は下記のとおりです。

 

偏差値 = (自分の点数 - 平均点)÷ 標準偏差 × 10 + 50

 

例えば平均点が30点だったテストで40点が採れたとします。標準偏差を10とすると、計算式は、

 

 

(40 – 30 ) ÷ 10 × 10 + 50 = 60

となり、偏差値は60になるのです。

 

 

標準偏差というのが少し難しいと思います。これは統計学で出てくるもので、データのばらつきを表すものですが、説明すると少し長くなるので、ここでは割愛します!

 

↓標準偏差については下記記事がわかりやすかったです

偏差値70を採る子の確率

難関校に受かるための偏差値は、60とか、最難関の中学であれば70なんて言われる場合もあります。

 

簡単に偏差値60、70と言いますが、

 

偏差値60以上は、上位15%程度

偏差値70以上になると、上位たったの2.2%程度

です。偏差値70以上は、秀才と呼んでもいいレベルですね。

 

中学受験で偏差値50は実は立派

このブログで言いたいことは、中学受験で偏差値50は立派だよという話です。

 

  • 偏差値のことはよ~くわかった。でも偏差値50当たりから、どうしても伸びない。。。
  • 難関校の偏差値は60を超えている。正直、難関校は厳しいかもしれない。

と焦っている親御さんもいらっしゃると思います。僕も最初はそうでした。でも考えてみてください。

 

 

中学受験は、小学校では100点を採る子ばかりが集まった母集団が受けるものです。つまり、偏差値50といっても、小学校で優秀な子ばかりの集まりで、真ん中(平均)なんです。

 

もし、全小学生で偏差値を出したら、当然、偏差値は60とかになると思うので、中学受験の偏差値50は立派な数字なんです。

 

だから子どもに不満を言うのではなくて、逆に

 

トップレベルの小学生の中で、真ん中ってすごいね!

って、褒めてやりたいですよね。

 


 

 

まとめ 偏差値よりも中高一貫の学ぶ環境を考える

とはいえ、偏差値50なら50程度の学校へ行く事にはなります。

 

偏差値50程度の学校へ行く意味があるのか?

と悩まれるかもしれません。

 

しかし大学全入時代の今、偏差値ばかり気にしてはいけません。中学受験をしてまで中高一貫校へ行く意味は別にあると僕は思っています。

 

一番の中高一貫へ通う意味は学ぶ環境です。

環境が子供を育ててくれるというのがあります。

 

これは僕が感覚で話していると思われがちですが、そうではなく実際、教育経済学の中で、エビデンスが出ているのです。(学力の経済学という本で詳しいエビデンスが紹介されていますので是非読んでみてください)

 

小学生の頃は思うようにいう事を聞いてくれていた子どもも中学にもなると本当、親の思う通りにはいかないと思った方がいい。

 

これは経験から痛感!

 

子供が自学力で中学高校を乗り切ってくれるならいいし、しっかりしたお子さんなら大丈夫でしょう。でも正直、どう流れるか想像もつきませんでした、我が子の場合。

 

↓私立中学には勉強ができる環境が整っている

 

今は環境に子どもを育ててもらっていると思っていて、良い学校に行ったなと。こんなメリットがあるのも中高一貫校かと。

 

ただ、だからこそ子どもを育ててくれる環境、学校選びは大切になってきます。中学校の説明会で聞いておきたいポイントは下記記事にまとめていますので、よろしければご参考ください。

 

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