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ChatGPTがホワイトカラーの仕事を奪う

ChatGPTの出現で、AIが一気に僕らの生活の中に浸透してきました。

SiriやAlexaを見ていても、もう少し時間がかかるだろうと思っていたAIの普及はChatGPTの登場でいっきにそのスピードを増したように思います。

とはいえ僕のように多少テクノロジーに興味がある人は別にして、それほどテクノロジーに興味がない層にまでChatGPTが普及する?という疑問もありましたが、GoogleがChatGPTに対抗してBardを発表した*1事で、「ググる」のように一気にchat式AIが生活圏に入ってくる可能性が出てきたように思います。

ChatGPTは、今まで何度も検索してやっとたどり着いていた情報に瞬時にアクセスできる気持ちよさと斬新さがある。

もちろん、ChatGPTが必ずしも正しくないことは理解のうえで使う必要はあります。GPT-4を搭載したBingであれば、回答に加えて、参照サイトを確認できるので、その参照サイトを閲覧し、情報の信ぴょう性を自分で判断できる。*2

さて、ChatGPTの使い方や論評、課題については今多くの人が書いているので譲るとして、ChatGPTをはじめ、AIが「インフラ」となる日が近い世の中を生きる子ども達の未来について書いてみたい。

目次

ChatGPTがホワイトカラーの仕事を奪う。

AIは今後10年で多くの仕事を代替えできるようになり、私たちの仕事を奪う。そういう本を僕は何冊も読みましたが、実際、そうなるまでには少し時間がかかるだろうと思っていました。

少なくとも僕が仕事を引退するまでは、それほど大きな変化は起こらないだろうとさえ思っていたのです。

ですが、このChatGPTの出現で、AIが僕たちの仕事を奪う時代がもう目の前に迫っていると思い直しました。そのくらい、ChatGPTにはインパクトがありました。

例えば、僕はプログラムを書きますが、ChatGPTにコードを教えてと聞けば、実際にコードを書いてくれます。実務で使えるコードを書いてもらうには、人間が設計図を渡してやらないと使えるコードとまではならないです、今は。

ですが、ChatGPTを使い慣れた僕たちが、より正確な設計図をChatGPTに渡せるようになったり、例えば資料をアップロードして、「この資料を整理するプログラムを書いて」といえるようになれば、コーダーと言われる、ただコードを書くだけの仕事はなくなるかもしれません。

そういった事は実際に、もう現実、目の前に迫っている。先日、マイクロソフトが発表したMicrosoft365 Copilotは、GPT-4がワードやエクセルをサポートする。

例えば、売り上げデータを昨対比、担当者別にグラフにする等は、ある程度エクセルの知識がないとできないため、その作業をする人がいるはずですが、今後は、GPT-4がやってくれるようです。これは今後数か月で、導入が予定されているという。*3

また、イラストレーター等のソフトでおなじみのAdobeは、画像生成AI「Firefly」*4を発表。WEBデザインや、商業用のデザインは、デザイナーの仕事ですが、イラストレーターやフォトショップにFireflyが導入されれば、まるでデザイナーが作成したようなデザインが自動生成されるようになることでしょう。

このように想像をはるかに超えるスピードで、AIは僕たちの目の前に迫ってきている。これは紛れもない事実です。

学歴シグナリング理論の崩壊

中途半端なホワイトカラーの仕事をChatGPTは代替する

この事実を踏まえて、親として今後の教育、子ども達をどう導けばよいのかを考察してみる。

文科省は、大学共通テストで「情報」を加えることを発表し*5、プログラミング教室は大盛況でありますが、果たしてプログラミングができることが本当に子どもの将来に優位に働くのか、ここまでChatGPTが浸透してくると疑問に思えてきます。

少なくともプログラミングをしておけば、食いっぱぐれはない。という容易な考え方は見直したほうがよさそうです。

塾で受験のためだけの勉強をするのも疑問です。ただ大学というブランドが欲しいがために受験する。これも考え直したほうが良さそうです。学ぶ目的もなく浅い知識だけもって卒業しても、ChatGPTには敵わないし、もはや大学を出さえすれば、社会で成功するという学歴のシグナリング理論は完全に終わったと考えていい。

ChatGPTは、中途半端なホワイトカラーの仕事を確実に奪う時代になってしまった。認めたくはないけれど、本当にそうなってしまったんだなというのが感想です。

ブルーカラーの仕事が有利に

一方で、ChatGPTにはブルーカラーの仕事を代替えすることは不可能です。ブルーカラーの仕事は、かつて産業革命の機械化によって奪われ、ホワイトカラーにとって代わられた歴史があります。しかし、今後、ChatGPTが奪うのはブルーカラーの仕事ではなくて、ホワイトカラーの仕事です。

AIの時代、意外とブルーカラーのほう有利かもしれないと、落合陽一氏も著書「10年後の仕事図鑑」でおっしゃっていたけれども、ホワイトカラーの仕事を締め出された人が、今度はブルーカラーの仕事に就く。そういう革命が起こるかもしれない。

「手に職をつけなさい」は、かつては勉強が苦手な子が、食べていけるように親に言われた言葉かもしれませんが、今後は、ただ大学に行くだけなら、手に職をつける方が価値があるよという考え方に変わっていくように思う。

大学で何を学ぶのか?を子どもに問おう

ホワイトカラーで勝負するなら、0を1に変える創造性を発揮することが求められるそうです。答えがわかっているものを処理するだけなら、AIのほうが格段に速いからです。

しかし、0を1にするって言われても結構、大変です。ホワイトカラーはそこまで高度なことを求められるのかと、ため息が出てしまいます。そう考えると中途半端に勉強ができることに意味はなくなってきます。

不幸なのは、遊べて、簡単に卒業できる今の大学の仕組みを疑いもせず謳歌する学生たちで、多くは今後、AIに仕事を奪られてしまう。

親ができる事は限られますが、少なくとも、子どもに大学で何を専門に学びたいのかは問うべきだと思う。

子どもが答える事が出来れば、信じて投資すればいい。

もし学びたい事を答えられないのなら、投資をしてもいいけれど回収は難しいかもしれない。そう覚悟する必要はある。

学歴重視のシグナリング理論を期待する*6だけでは本当に厳しい時代になる。

もうそう断言できる世の中は目の前です。今、親も発想を転換しなければならない。

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