色々な子育て本を今まで読んできました。本を読むたびに著者の意見に感銘を受けるのですが著者によってやっぱり主張が少しずつ違う。そのためか、僕の子育ての考え方も色々迷走しております(苦笑)
僕のブログを読んでくださっている方はお気づきかもしれませんが、大学受験の話は、それはもうコロコロ意見が変わっている(笑)
↓大学の推薦入学を否定したいた記事
今の指定校推薦は結果的に子供の将来の為にならないだろうと思う理由 – 中堅 私立中学でもいいんじゃね?
↓総合型選抜試験はいいのではないかと思い改めた記事
大学入学共通テストを難化しても意味がない。改革すべきは大学で学ばなくなる事 – 中堅 私立中学でもいいんじゃね?
やっぱりどこかで僕の子育ての考え方を整理したい!そして子育て情報を最新にアップデートしたい!そんな風に思っていました。
いやもうすぐに人の意見に左右されるのが僕です(苦笑)ここは少し情報をアップデートし、整理しないといけない。
そんな時に出会った本が、子育てベスト100ー「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」という本です。
本書と著者のプロフィール
加藤 紀子氏
1973年京都市生まれ。1996年東京大学経済学部卒業。国際電信電話(現KDDI)に入社。その後渡米。帰国後は中学受験、子どものメンタル、子どもの英語教育、海外大学進学、国際バカロレア等、教育分野を中心に、様々なメディアで旺盛な取材、執筆を続けている。
本書の要点ポイント
本書は、子育てのHOW TO本です。
うちのママもそうですが、子どもが赤ちゃんだった頃、何を食べさせたらいいとか、夜泣きしたらこうしたらいいとか、風邪の時はどうしたらいいとか、HOW TO本を買っていませんでしたか?
この本はまさにそういう子育てのHOW TO本。辞書みたいな本です。ですので、自分が子育てで悩んでいる項目から読めばよいのです。3歳から小学6年生くらいまでを想定して書かれているそうですが、中学生以降のお子さんにもじゅうぶん通じるHOW TOです。
例えば、
- 英語と得意にさせたい
- 子どもがスマホばかり見ている
- もっと本好きになってほしい
等、「家庭学習」「遊び」「習い事」「読書」「食事」「運動」「睡眠」に至るまで、ありとあらゆる子育ての悩みに対して、最先端(2020年現在)の情報を教えてくれるのが本書。
またこの最先端の情報というのも、筆者の主観に基づいているわけではなく、脳科学や心理学、それから様々な大学教授の理論や参考文献を基に客観的に記されています。
今知り得ている子育て情報は最新な考え方なのか?自分の子育て情報をもう一度整理したい!という方には、おすすめの一冊となっています。
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本書を読んだ感想と今後の行動
現在はネット社会。ありとあらゆる情報が溢れている。子育て情報も同様、私たち親は多すぎる子育て情報におぼれている。
僕も様々な子育て本を読み感じる事です。だからこそ、少し整理してみたい。そんな時に本書を読むといいと思います。
たくさんの子育て本を読んできた人であればわかりますが、本書には最近の子育て本に出てくる最先端のキーワードが随所に登場します。
例えば、「国際バカロレア」であったり、「レジリエンス」、「フロー」なんかも出てきますし、心理学でいえば「自己肯定感」、「アドラー」なんかも出てきます。これらの情報が詳しく書かれているかというとそうでもないのですが、かいつまんで整理されて書かれているので、もう一度この分野を深く掘り下げて調べてみようとか、新たな気付きをえることができてよかったです。
子育てに正解はないといいますが、親の教育の試行錯誤が確実に子どもに影響を与えると僕は信じていますので、これからも僕ができることを子どもにしてやりたいと思っています。そのために常に子育て情報は整理しアップデートしておきたい。
子どもをよく観察し、子どもが何が得意であるかを見極め、導いてやるのが親の仕事。今いわれる子育てのスタンダード。これとて、そのバランスはとても難しいことですけど、勉強して試行錯誤して、くらいついていきたい。