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2022参院選 各党の教育政策を見比べてみたら、自民党がなんとも頼りない

2022年7月10日は参議院選挙です。僕は絶対に投票に行きます。教育に力を入れてくれる政党に一票を入れる為です。

当ブログでも何度も書いていますが、わが国は現状、本当に子育てに厳しい国だと思います。日本は子どもを育てるのにお金がかかりすぎる。

大学へ子どもを行かせるのに一人約400~500万円。二人大学に行かせようと思ったら、約800~1,000万円かかる。子どもの事を想う親なら、この1,000万円は消費しないでとっておきますね。加えて住宅ローンを払いながら今度は自分たちの老後を考えないといけない。

公的年金で賄えない金額をカバーするのに、老後資金に3,000万円の貯蓄が必要?こんな発表を金融庁がしてはいけないです。必要と言われたらみんな使わずに貯めます。

未来のために、お金を「貯めて、貯めて、貯めなければいけない」これで消費が上がることはないでしょう。僕もそうなんですが、未来の見えない不安があるからお金を使おうとは思わない。これが今の日本だと思います。

というわけで今回は2022参院選の各党の公約を教育に絞ってみていきたいと思います。

目次

各党が重点政策に教育を盛り込んできた

「これでは子どもを産もうとは到底思えない」

子育てがしにくい日本で、案の定、少子化が大きな問題となり、政治家が重い腰をあげるようになってきました。2022年参院選、各党の重要政策の中に、子育て・教育が重点施策に入ってきました。

これはもう1票を入れに行くしかない。教育に真剣に向き合ってくれる政党に1票を入れるのです。

各政党の教育の政策、公約は下記のとおりです。ざっと各党の政策を見ていきます。

各党の教育政策を要約

自民党

大胆な児童手当や育休給付の拡充、保育等子育て支援、放課後児童クラブの拡充など総合的な少子化対策

立憲民主党

教育の無償化を強力に推進するため、公立の小中学校の給食費や高校・大学の授業料を無償化

公明党

高校3年までの無償化をめざして、子どもの医療費助成を拡大する

日本維新の会

将来世代への投資を徹底する。幼児教育や高等教育などの無償化

国民民主党

幼児教育・保育無償化の所得制限を撤廃するとともに、義務教育を3歳からとし高校までの教育を完全無償化する。

日本共産党

大学・専門学校の学費を半額にし、将来的には無償にする。

れいわ新選組

学ぶ気があれば借金をせずに大学院まで無料で行ける社会をつくる。

社会民主党

高等教育までの教育費の無償化を進め、国籍を問わずすべての子どもたちの学ぶ権利を等しく保障する。

NHK党

国立大学の運営費交付金の拡充を政府に求める

ちなみに高等教育というのは一般的に高校卒業後の大学や専門学校を指します。

日本維新の会、立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組は野党なので政策実現できるかはさて置いても、大学までの教育無償化を政策にあげてくれています。

大学無償化は本当にありがたいです。

国民民主と、公明党は高校までの無償化。これも嬉しいけど、でもやっぱり大学、専門学校が一番お金がかかるんです。高校まで公立ならそれほどお金もかからないわけで。塾代もかかるし、大学は子ども二人で4年で1,000万円貯めないといけないんです。

一方で、気になるのが政権与党の自民党。ホームページで政策をみてみても、なんとも頼りない。

ただ自民党の公約が物足りない

もう少し自民党の公約を深堀してみます。

コロナ禍で少子化が加速している深刻な事態を踏まえ、緊急対策としての結婚・出産支援とともに、大胆な児童手当や育休給付の拡充、保育等子育て支援、放課後児童クラブの拡充など総合的な少子化対策について、安定的な財源を確保し抜本的な強化を図ります。

子育て世代にとってとてもありがたい政策ではあります。今でも児童手当を全部貯金したら200万になるそうですから拡充は嬉しい。でも金額など具体的でない。大胆てどのくらい?抜本的なって具体的には?

「こども家庭庁」設置を踏まえ、将来的には予算の倍増を目指しつつ、子供や子育て世代の視点に立った「こども政策」を強力に推進し、全ての子どもの健やかな成長を社会全体で支える「こどもまんなか」社会を実現します。

「こども家庭庁」、「こども政策」、「こどもまんなか」が抽象的すぎて何をしてくれるのかわからない。また「将来的」の将来もいつまでなのかその期限が抽象的。

いずれの政策も抽象的過ぎて、本当にやってくれるのかが微妙なのが自民党。という印象です。

大学無償化と大学入試改革はセット

大学無償化なら嬉しい。でも大学無償化は大学改革とセットでないと子育て世代でない方達に申し訳ない。

まずは入試

大学は

  • 勉強を頑張りたい。という意志がある子
  • 大学の授業内容が理解できる基礎学力がある子

が入って勉強するべきだと思います。

大学で勉強しないって子は今も多いと聞きますからそのフィルターは絶対に必要だと思いますし、入ってからも厳しい方がいい。

今後大学はAO入試に力を入れていくそうですが、僕はいい傾向だなと思っています。志望する大学で何をしたいのか、アドミッションポリシーをしっかり読んで志望することで、入学後のミスマッチを防ぐことができる。

それから大学入学共通テストは必須であるべきだと思います。大学の教科書が理解できる基礎学力は絶対に問うべきです。

↓今の推薦入試には反対。大学入試に対する僕の考え方はこちらの記事を一読ください

そうでないと、未来を担っていく子どもだからといって、税金を使ってもいいよとはならないでしょう。子育て世代でない方達に申し訳ない。

それから大学無償化するなら大学の淘汰も必要になるでしょう。大学は研究するための専門学校ともいえますから、遊びに行く大学はいらない。今や大学に行っただけでいい会社に就職できるわけでもないのですから、学生の為にもならないです。

大学無償化するなら大学で勉強する意志がある子に限り無償化でいいと思います。なら大学で勉強した子が国力を上げてくれるといえるし、未来への投資といえるでしょう。そういう仕組みに変えていきましょう。

2022年参院選後の公約の実現性を注視していきましょう

何はともあれ、2022年参院選で、教育が重点政策にあがっているのは本当に嬉しい事です。

各党、非常に熱のこもった政策を打ち出してくれているのですが、選挙後、本当に実現されていくのか、よくよく注視していきたいです。

特に政権与党である自民党、公明党の政策には注目したい。自民党のあの曖昧な政策が、そのまま曖昧で終わるのか、いやいや、見た目曖昧に見えた政策が実がものすごいスピードで実行されるのか、よくよく注視していきたい。

※ちなみに僕には支持政党はありません。公約をみて投票先を決める無党派層です

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