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ドラマ「二月の勝者」最終回の見所と感想。子どもに合った学校を選べればそれは「幸せな中学受験」

ドラマ「ニ月の勝者」が最終回をむかえました。

僕はドラマってほとんど見ないのですが、今回ばかりは中学受験を経験したので感情移入ができて本当に楽しく見ることができました。

今回は二月の勝者の最終回の見所を僕独自の視点で申し訳ないですが、書いてみたいと思います。

今ドラマ「二月の勝者」を見られるのはHuluだけ

目次

最終回の見所と感想(ネタばれあり)

王羅君の応援に橘先生

個人的に一番うるっときたシーンは、やっぱり橘先生の王羅君応援シーンです!

いよいよ中学受験本番。Rクラスの生徒が受ける中学校の試験応援にΩクラス担当の橘先生がなぜかかけつけます。

橘先生は、佐倉先生と桂先生とともに、次々と試験会場に訪れる生徒たちを、応援激励していきます。Rクラスの全員が試験会場に入っていって、やれやれと思ったその時、Rクラスで問題を起こして、個人指導塾に移った王羅君が試験会場に現れます。

第7話で主役となる王羅君を特に目をかけていたのが橘先生。

「きたきた!」といわんばかりに、橘先生は王羅君を迎えます。橘先生は、王羅君の応援にきていたんだなということがわかります。

このシーンはどのシーンよりも僕個人はうるっときました。リアルの世界でも、問題児ほどかわいいとよく聞きますが、まさにそんな感じが描かれていたように思います。

佐倉先生、まさかの桜花卒業

次々に桜花の生徒たちが合格を勝ち取って、めでたしめでたしで、普通に終わると思っていた二月の勝者。ですが、最後の最後。佐倉先生が桜花を卒業していたことがわかります。

次の塾生を迎える桜花塾に佐倉先生の姿が見当たりません。なんと、佐倉先生は桜花を卒業して、中学校の先生に戻っていったのです。黒木先生の机の上には、花束をもらった佐倉先生が写った送迎会の写真が。

前向きな卒業ではあるものの、やっぱり寂しくも感じましたね。

絶対合格の教室は、理想の学校に絶対合格するという意味ではない

桜花始まって以来の合格者を出して、快進撃の桜花塾。

二月の勝者がはじまったとき、黒木先生が、「全員第一志望に合格させます。」と宣言されていましたが、まさに結果を出したということになります。

「全員第一志望」とは、いわゆる難関校に子どもたち全員を合格させるという意味ではなく、子どもたちにあった学校へ全員合格させますという意味であるというのは前回のブログでもお伝えさせていただいたとおりだったと思います。

リアルな世界では、塾がここまで親身になって、子どもたちの為に志望校を考えてくれるかというと、決してそうではないということは申しておきます。

そして、ドラマのように前向きに、子どもがしたいことを実現できる中学校を選んで合格するというのが理想ですが、

一方で

本当の志望校には偏差値が届かない為に、やむなく志望校を変更するということがリアルの世界ではあり、ベストではなくベターで志望校を決めるケースがあることも付け加えておきます。

まとめ 子どもに合った学校を選べればそれは「幸せな中学受験」

僕も何度もブログに書いている通り、偏差値が高い学校に行くことが子どもの幸せではなく、子どもに合った学校へ入ることこそが、子どもにとっての幸せな中学受験だというのは再度申し上げておきたい。

ドラマの第9回で黒木先生が言っていた、中学入学後の子どもの未来が見えていなかったという反省。こんな先生が実際にいてくれたらそれは最高ですが、中学入学後の子どもの未来をみなければいけないのは、ほかならぬ親だということを忘れてはいけません。

最近の中学受験の傾向として、難関校の受験生ではなく、中堅校の受験生が増えているというのは、前回のブログに書いた通りです。きっと今の子、今の親は、中学入学後の未来をしっかり見据えながら中学を選んでいるんだなと思います。

ということで、二月の勝者の言いたかった事。テーマ。それは難関校合格のドラマでもノウハウでもはなく、子どもの未来を考えた、「子どもにあった幸せな中学受験」こそがテーマであったといえるのではないでしょうか?

最後に、中学受験のリアルを見事に描いてくれた二月の勝者にはよいドラマを見せていただいたと感謝したいと思います。

今ドラマ「二月の勝者」を見られるのはHuluだけ

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